第54回「高松空港の民営化 成功のカギは」

来年4月、高松空港が国管理の空港として2例目の「民営化」を迎える。
民営化により、新たな路線の誘致や空港ビルの利便性向上などに期待がかかる。

しかし、そもそも「空港の民営化」とは何なのか知られていないのではないか。
番組では、すでに民営化している仙台空港の事例から学ぶとともに、
高松空港民営化の優先交渉権者となった三菱地所の事業計画を紹介。

専門家の意見を交えながら
「高松空港民営化を最大限に生かす方法」
を考える。

<出演>
多賀公人
慶応大学 加藤一誠 教授
香川大学 西成典久 准教授
香川県観光協会 三矢昌洋 会長
ほか

第53回「岡山・香川をインバウンド大国に」

人口減少や少子高齢化が進むなか
地方活性化の重要なカギとなっている、外国人観光客の誘致。
岡山・香川でもその数は大きな伸びを見せているものの
受け入れ体制や情報の発信が不十分であれば、
今後他の場所へ逃げてしまう可能性も。

岡山・香川をもっと外国人にとって魅力ある地域にするためには
何が必要なのか?
番組では岡山・香川在住の外国人をゲストに招き
地域の魅力や不足している点などについてアドバイスをもらいました。

岡山を旅行した外国人に密着取材、
人気の観光地「直島」で外国人にインタビュー
徳島の限界集落やドン・キホーテの取り組みなど、VTRも盛りだくさんです!

<出演>
多賀公人
松木梨菜(KSBアナウンサー)

岡山・香川在住の外国人 5人
ほか

第52回「衰退続く…宇高航路の行方」

1910年の宇高連絡船の就航後、
1世紀以上にわたって宇野と高松をつないできた宇高航路。
1988年に瀬戸大橋が開通し、連絡船は廃止されたが
民間のフェリー会社3社が24時間運航を続けていた。
しかし橋の通行料金が大幅に下がった影響で
1社が廃止、1社が休止、現在は1社だけとなっている。
残った1社も赤字経営が続いて今年4月、1日5往復に減便した。
利用客、運航会社、地元自治体、地元住民の話を聞きながら
宇高航路の役割を検証し、新たな活用方法や存続の可能性を探る。
明石海峡大橋と関門橋の近くで、フェリー廃止後も
運航を続ける高速船の取り組みも取材。

<出演>
多賀公人

堀川満弘(四国急行フェリー社長)
黒田 晋(玉野市長)
三村卓也(宇高連絡船愛好会会長)
中田捷太(玉野市出身・香川大学生)
萩原幹生(元宇高連絡船船長)
尾坂金吾(元四国フェリー船長)
ほか

第51回「ZOOっと残そう!池田動物園」

開園以来60年以上にわたって市民に親しまれてきた池田動物園。
しかし、入園者の減少に歯止めがかからず、累積赤字はおよそ2億5000万円に膨らみ、
存続が危ぶまれている。果たして、池田動物園に未来はあるのか?
存続のために必要なことは何か?再生のヒントを見つるため、
全国の先進的な動物園の取り組みを取材。
動物園を取り巻く世界的な潮流や街づくりにおける動物園の役割は
大きく様変わりしていた。動物園のスペシャリストともに、
池田動物園の将来像を提言する!

<出演>
多賀公人
辻紗樹(KSBアナウンサー)

牧慎一郎(天王寺動物園)
田中正之(京都市動物園)
森由民(動物園ライター)
清水努(池田動物園をおうえんする会)
三好宏(岡山商科大学)
倉敷芸術科学大学動物生命科学科の学生のみなさん
ほか

第50回「にぎわいを取り戻せ!屋島活性化のカギは」

高松市有数の観光地「屋島」。
ピーク時には246万人の観光客が訪れましたが、現在は5分の1ほどに落ち込んでいます。
市は2013年に屋島活性化基本構想を策定し、官民が連携して44の施策、事業を実施。今年度以降、多額の公費を投入し、屋島ドライブウェイ無料化、山上拠点施設の整備、新屋島水族館のリニューアルに取り組む方針です。
そこで今、改めて屋島の魅力や、足りないものを検証。地元のボランティアガイドや学生の皆さん、観光の専門家、そして、屋島を愛する人たちに「活性化のカギ」を提言してもらいます。
また、多賀キャスターは長崎を訪問。行政と民間がタッグを組んだ「夜景観光」の成功例からヒントを探りました。

<出演>
多賀公人
辻紗樹(KSBアナウンサー)

元気YASHIMAを創ろう会 会長 岡晃一郎
屋島山上観光協会 会長 森静家
じゃらんリサーチセンター 研究員 森戸香奈子
高松大学 学長 佃昌道
香川大学・高松市観光振興プロジェクトの学生の皆さん
ほか

第49回「あしたの保育を探る 待機児童ゼロへ」

岡山・香川でも待機児童が大きな問題となる中、3月は「保育のあり方」について徹底討論します!

保育園に入れない、保育士がいない、選択肢がない。
保育は今“ないないづくし”の状態です。

全国で“待機児童””保育士の処遇”が問題視され、議論となっている今こそ、日本の保育を変えるチャンスです。

数字には表れていない親たちの苦悩、現場で踏ん張る保育士の思いなどを通して、よりよい保育にするために、何が必要なのかを考えます。

<出演>
多賀公人
辻紗樹(KSBアナウンサー)
岡山市私立園長会会長 同前隆志
(株)マイスタイル 鈴村淳
岡山県立大学教授 佐藤和順
NPO法人ぱらママ 藤井弥生
ほか

<取材先>
福田保育園(岡山市 認可保育園)
ポストメイト保育園(岡山市 企業主導型保育)
日本総合研究所(東京都)
みずしま保育室(神奈川県)

第48回「待ったなし!地方こそ『働き方改革』を」

3月の放送は、政府が最重要政策課題に掲げている「働き方改革」がテーマ。
「働き方改革」という言葉はよく聞いても、実際に何をするのか、何のためにするのか理解は深まっていません。
また、特に地方企業では人手、人材不足から「そうは言っても、実際は取り組めない…」というホンネを抱いている経営者や管理職も多くいます。
番組では「働き方改革」に積極的な岡山・香川の企業への取材や、ゲストを交えた討論を通じ、なぜ働き方改革に取り組む必要があるのかを考えます。

<出演>
多賀 公人
田嶌 万友香(KSBアナウンサー)
働き方見直しコンサルタント 徳倉康之
制服リユースショップを展開 馬場加奈子
就活中の大学3年生

<取材企業>
ストライプインターナショナル(本社 岡山市)
穴吹工務店(本社 高松市)
中商事(本社 高松市)
ほか

第47回「常識破りのハコモノ!にぎわう公共施設とは」

2月4日にオープンした高梁市の「高梁市図書館」は、ツタヤなどを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブが指定管理業者として運営に当たる全国4番目の図書館です。スターバックスコーヒーや観光案内所も併設されて注目が集まっています。

公共施設は、国の方針で統合などの見直しを迫られています。
各自治体の運営する図書館をはじめとする公共施設が、これから多くの住民に利用されにぎわう施設になるために、どのような「ハード」「ソフト」「運営」が求められているのか?

オープンした高梁市図書館の全貌を明らかにするとともに、佐賀の図書館や岩手の複合施設の先進事例も紹介しながら、ディスカッションします。

<出演>
多賀 公人
松木 梨菜(KSBアナウンサー)
東洋大学 客員教授 南 学
高梁市長 近藤 隆則
久米南町立図書館 国忠 敬子
高梁市市民代表 土井冨弘
丸亀市住みます芸人 丸亀じゃんご

ほか

第46回「新たな視点で提言!交通事故を減らすには」

2017年最初の報・動・力のテーマは「交通事故」。
去年、香川県では交通死亡事故が多発し、知事が「非常事態」も宣言。人口当たりの交通事故死者数は全国ワースト3位となりました。また、交通マナーが「悪い」と感じている人の割合が全国ワーストという不名誉なアンケート結果もあります。

「交通ルールやマナーを守りましょう」という呼びかけが県民の心に響いていないのではないか?
番組では、最新の研究や技術も含め、これまでとは少し視点を変えた「事故を減らすための4つの提言」を行います。

<出演>
多賀 公人
辻 紗樹(KSBアナウンサー)

帝塚山大学 心理学部教授 蓮花 一己
自動車事故対策機構 大森 隆弘
加害者家族支援のNPO代表 阿部 恭子
東京・武蔵野市 交通対策課 豊田 幸子

ほか

第45回「ファジアーノ躍進で町を元気に!」

夢をあきらめない!
岡山がひとつになり燃えた今年のファジアーノの躍進を、選手、監督を迎えて振り返ります。

今シーズン、ファジアーノはリーグ6位で初のJ1プレーオフへの進出を決め、決勝で惜しくも敗れたものの、J1まであと一歩と躍進を遂げました。
そしてJ1昇格とともに目指した
「チャレンジ1」=ホーム戦の平均入場者数1万人
の目標を、最終戦でみごとに達成しました。

今回はスタジオにプレーオフの激闘を終えたばかりの長澤監督、岩政選手、竹田選手、押谷選手、豊川選手の5人を迎え、今シーズンを振り返りながらそれぞれのベストプレーやチームの知られざる素顔も紹介します。

また「チャレンジ1」達成の様々な施策のポイントを探り、J1昇格を経験しホーム平均1万3000人を越える「松本山雅」のチーム運営の秘密にも迫ります。

<出演>
多賀公人
西村志野(KSBアナウンサー)
荒川千登勢(KSBアナウンサー)

ファジアーノ岡山
長澤 徹 監督
岩政 大樹 選手
竹田 忠嗣 選手
押谷 祐樹 選手
豊川 雄太 選手