第60回「灯を絶やすな!街の本屋さんの生き残り策は」

本離れによる出版不況やインターネット書店の台頭などで、全国的に苦境に立たされる街の本屋さん。
全国の書店の数は、この18年で半数近くまで減少。
また、出版取次大手「トーハン」の去年7月のまとめによると、
売り場を持つ書店が地域に1店舗もない「書店ゼロ自治体」は
全国に420あり、全体の2割強にのぼります。

地域の暮らしを支えてきた街の本屋さんはこのまま消えゆく運命なのか…?

番組では、書店を取り巻く現状を伝えるとともに、
書店が消えた町、書店を復活させた町、個性派書店の取り組みなどを取材。
岡山、香川の若手書店経営者、書店事情に詳しい作家を招いたトークを通じ、
街の本屋さんの「存在意義」や「生き残り策」を考えます。

<出演>
多賀 公人
辻 紗樹(KSBアナウンサー)

中村勇亮さん(本屋ルヌガンガ/高松市)
大森知弘さん(広谷屋/岡山市)
増山実さん(作家)

星野渉さん(文化通信社 編集長)
ほか

<取材した書店>
高橋天龍堂書店(丸亀市)
宮脇書店総本店(高松市)
いわた書店(北海道)
留萌ブックセンターby三省堂書店(北海道)
歌舞伎町ブックセンター(東京都)
ほか