第63回「この矢は折れない~地域プロチームを自分ごと化~」

野球、サッカー、バスケ、アイスホッケー。
香川県には4つのプロスポーツチームがありますが、
集客面ではいずれも課題を抱えています。
そんな中、2月に小豆島で行われたプロバスケ公式戦では
島民らで結成した盛り上げ隊「小豆島アローズ」が
試合を「みんなでつくる」ことを目標に掲げました。

中心となったのは、小豆島スポーティーズの渡部勝之さん。
かつてファイブアローズの球団運営に携わっていましたが、
経営難の中、チームを離れ、小豆島に移住した人物です。
渡部さんが提案するのは、球団と地域の人が
「サービスの提供者」と「受け手」になる関係ではなく
皆が作り手になって、チームや試合を
「自分ごと化」するという新たな関係です。
数々のユニークな取り組みと、関わった島民、球団スタッフの変化。
そして、渡部さんの思いに迫ります。