第74回「身近!キャンプで防災力UP!」

<放送は終了しました>
防災を「自分ごと」にして、楽しく理解しよう!普段の生活をしていると、防災のことは後回し・・・。ただ防災は日常生活を豊かにします。今は便利な時代ですが、工夫して生きるのは実は楽しいのです!最近人気が高まっているキャンプには生き抜く術が詰まっています。ボーイスカウトや中学生防災士と一緒にキャンプを通して、楽しく防災力を高めていきましょう。
3つのコーナーを通じて防災について楽しく学びます。
「キャンプで学ぶ防災術」では、いざという時に使える“火起こし”や身の回りのものを使った担架の作り方を伝授。「クイズでチェック!あなたの防災力!」では、中学生防災士が災害時に役立つ知識をクイズ形式で出題。「地震の際に家で最も安全な場所は?」など、答えるうちに防災力を高められます。
さらに「非常食クッキング」では、身近なあのお菓子とマヨネーズ、お湯でポテトサラダが作れる簡単料理術などを紹介。見てすぐにでも試したくなる情報が詰まっています。
【出演者】
久本康太さん(中学生防災士)/山崎光さん(自然観察指導員)
高橋道範さん・八木史考さん・小川由佳さん・三宅紹巴さん(日本ボーイスカウト岡山連盟)
高橋真里さん(香川大学地域強靭化研究センター)
田村純麗さん(香川大学)
KSBアナウンサー 斎藤康之/赤木由布子(防災士)
  • クイズでチェック!あなたの防災力

  • キャンプで火起こし!

  • 避難リュックに必要なものとは?

  • 災害時の住居空間“タープ”作り

  • 竹と毛布で簡易担架

  • 簡単!!非常食クッキング

第73回「新型コロナと未来 -私たちはどう暮らす-」

2020年、新型コロナウイルスの感染が広がり、岡山・香川でもクラスターが多発。
私たちの日常は大きく変化せざるを得なくなった。

知見から分かった感染対策、影響を受けた経済、一斉休校も経験した学校教育、そして世界が注目するワクチンはー。

スタジオでは専門家たちが生放送で意見を交わし、新型コロナウイルス感染拡大の先にある私たちの「未来」を探る。

<MC>
斎藤康之(KSBアナウンサー)
松木梨菜(KSBアナウンサー)

<出演>
倉敷中央病院 臨床検査・感染症科 橋本徹 主任部長
岡山大学 経済学部 岡本章 教授
香川県出身芸人・専門学校講師 ガリベンズ矢野

第72回「香川県独立の父・中野武営
~渋沢栄一の右腕と呼ばれた男~」

中野武営は明治維新後、徳島や愛媛に合併された香川の独立に尽力した他渋沢栄一の後任として東京商工会議所の会頭を13年務めるなど中央の政財界でも活躍。その生涯を顕彰。

香川県独立の父と呼ばれる中野武営は明治維新後香川県の独立に貢献した他銀行や鉄道、電力会社、新聞社の設立など地元の経済基盤の礎を築きます。また中央では渋沢栄一の後任として東京商工会議所の会頭を13年も務めた他政治家としても活躍します。しかしこの中野武営の事を知る人はいません。高松藩勘定奉行の家に生まれ清廉潔白で武士の志を持った武営を「ラストサムライ」と呼ぶ人もいます。その武営の功績・人物像に迫ります。

<出演>

佐賀香織(政治学者)

松平頼武(高松松平家第14代当主)

田山泰三(郷土史家)

酒井秀樹 ほか

第71回「私たちの輝く舞台
~新型コロナ禍で励んだ 高校最後の部活の記録~」

「無念だな」「悔しい」
そんな言葉が飛び交った―

新型コロナウイルスの影響で全国大会は軒並み「中止」に。
部活に励む高校3年生は最後にして最大の舞台を失った。

そんな彼らに用意された「代替大会」
全国大会にはつながらないが、3年生にはつけなくてはいけない「区切り」があった。
ある者は「自分の弱さ」に、ある者は「ライバル関係」に、またある者は「競技人生」に。
制約がある中で練習を重ねた最後の時間。
記録や成績がすべてではない。彼らの最後の姿を追った。

影響を受けたのは運動部だけではない。
全日本吹奏楽コンクールで3年連続金賞を受賞している強豪校の吹奏楽部。
しばらくは「密」を避けての練習が続いた。
ある生徒は「オーケストラみたいな演奏を―」
下宿生活を送る生徒は「親への感謝を―」
それぞれの思いが交わって彼らが最後に奏でた音は―

第70回「そのママでいいの~新型コロナ禍と乳幼児ママの居場所~」

「怖いのはウイルスじゃなく人の目」「子育ては、常に濃厚接触」…。

3月上旬、新型コロナウイルスの感染拡大で、地域の子育て支援拠点の閉鎖が相次ぐ中、高松市の「ぬくぬくママSUN’S」は、活動継続を選択する。

活動の柱は、子育てサークルの運営と、親子向け講座やイベントの開催。孤独になりがちな乳幼児ママたちがつながり、発信主体となることで、地域の中での「居場所」を見出してきた。

緊急事態宣言や保育所でのクラスター感染発生と、刻一刻と変わりゆく状況の中、メンバーたちは悩み、話し合いながら、そのつど判断を下していく。

毎回100人以上を集める半年に一度の「ぬくぬくコンサート」は、規模を縮小しての開催に。詩の朗読や劇を通じて発信するのは、「子育て中も自分らしく」「そのママでOK」というメッセージだ。

新型コロナ禍を経て見えてきた活動の「原点」とは?葛藤と決断の半年間を見つめた。

第69回「白球物語~この夏 球児が目指すもの~」

今回は「届け!白球のキセキ 開幕スペシャル 白球物語~この夏 球児が目指すもの~」と題して高校野球をテーマにお届けします。

「無念だなという一言に尽きる」「甲子園は本当に遠い場所」
悔しさをかみしめながらこう話したのは、今年5月に「夏の甲子園中止」を聞いた硬式野球部の監督や球児です。

甲子園に出場した父と同じ舞台での活躍を夢見て、父の母校で練習に励んでいた球児。
今年限りでの休部が決まり、最後の夏にかけていた学校。
球児を支え、一緒に同じ目標に走っていた保護者やマネージャー。
すべてを語りつくせないほど、夏の甲子園に様々な思いを持った人々がいます。

球児は今、新たな舞台へ向け、部活を再開しています。
逆境に追い込まれても前を向き、球児たちが見つけたものは何か?番組では“特別な夏”へ向かう球児の今を追いました。

第68回「検証 ゲーム条例」

今年3月、香川県議会で成立した全国初の「ネット・ゲーム依存症対策条例」。
子どもがインターネットやゲームの依存症になることを防ぐための
自治体や学校、保護者の「責務」を定めたこの条例。

18歳未満のゲームの利用時間を
「1日60分(休日90分)まで」とする目安が盛り込まれ、
意見公募での賛成意見「水増し疑惑」が浮上するなど
全国的に注目を集めている。

県内在住の高校生が「憲法違反」だとして訴訟の準備を進め、
県弁護士会も「廃止」を求める会長声明を発表するなど、
施行後もその是非が問われる異例の条例。

導入を目指した背景や狙い、条例の中身と、
制定過程の問題点について改めて検証する。

第67回「長生きしてよかった~強制隔離と現代アートの島で~」

新型コロナウイルスの感染拡大による不安や恐怖が「差別」や「偏見」を生み出しています。
そんな今だからこそ、忘れてはならないのが「ハンセン病」を巡る歴史です。

かつて「らい予防法」によって、ハンセン病患者が強制隔離された高松市の大島。
10代で入所した元患者の野村宏さん(84)は、差別や偏見に苦しんだ過去を背負いながらも「長生きしてよかった」と語ります。

それは、法律の廃止後に現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」が始まり、大島に多くの人が訪れるようになったからです。
入所者の高齢化が進む中で「現代アート」はその記憶を次世代へと伝える希望となるのでしょうか?

<ナレーション>
石井正則
俳優、タレント、ナレーターとして幅広く活躍。
プライベートの時間を利用して国立ハンセン病療養所13園をまわり、
大判カメラ「8×10」などで、療養所の「現在」を撮影し続けている。

第66回「首里城を救った男 鎌倉芳太郎 ~琉球調査の軌跡~」

2019年10月31日未明、首里城の正殿等が全焼という衝撃的なニュースが日本中を駆け巡りました。

今回焼けた建物は、かつて沖縄戦の戦火で焼失し、1992年に復元されたものです。

あまり知られていませんが、その復元には香川県出身で人間国宝の鎌倉芳太郎という人物が大きな役割を果たしていました。

この番組は、その鎌倉芳太郎の軌跡を追ったもので、首里城の火災で復元の話が国を挙げて盛り上がりを見せている中、あらためて芳太郎の功績を顕彰し、より多くの人に知ってもらうために制作しました。
是非ご覧ください。

第65回「じぶんと地域を好きになる~小学生がニュースを演劇に~」

今回は子どもたちの成長模様を追いかけた、1カ月の密着ドキュメントです。

芸術祭をきっかけに移住者が増えている男木島と
目には見えない「モノノケ」の姿を描く小豆島の妖怪画家という
KSBが放送したニュースの現場を小学生が訪れ、インタビュー取材。
自然、文化、そこに住む人の生活、生き方、考え方などに触れ、子どもたちは自分なりに感じたこと、考えたことを、それぞれがダンスやセリフで表現していきます。

中四国で唯一の本格的な演劇コースを持つ四国学院大学と連携して行った演劇づくりのプログラムを通し、子どもたちに起こった変化とは?
KSB瀬戸内海放送開局50周年の特別企画です。