第52回「衰退続く…宇高航路の行方」

1910年の宇高連絡船の就航後、
1世紀以上にわたって宇野と高松をつないできた宇高航路。
1988年に瀬戸大橋が開通し、連絡船は廃止されたが
民間のフェリー会社3社が24時間運航を続けていた。
しかし橋の通行料金が大幅に下がった影響で
1社が廃止、1社が休止、現在は1社だけとなっている。
残った1社も赤字経営が続いて今年4月、1日5往復に減便した。
利用客、運航会社、地元自治体、地元住民の話を聞きながら
宇高航路の役割を検証し、新たな活用方法や存続の可能性を探る。
明石海峡大橋と関門橋の近くで、フェリー廃止後も
運航を続ける高速船の取り組みも取材。

<出演>
多賀公人

堀川満弘(四国急行フェリー社長)
黒田 晋(玉野市長)
三村卓也(宇高連絡船愛好会会長)
中田捷太(玉野市出身・香川大学生)
萩原幹生(元宇高連絡船船長)
尾坂金吾(元四国フェリー船長)
ほか