食の宝をめぐって未来のバラ寿司にチャレンジ!≪じぶんで考える食の学校≫

ひろがる晴寿司・バラ寿司の輪

岡山の食の宝を知り、晴寿司を楽しもう

2024.2.18 岡山県津山市 岡山トヨタPLATPORT
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岡山トヨタさんのご協力のもと開催した今回のイベント。まずはみんなで食の循環に関する動画を視聴した後、屋外で牡蠣殻割り体験を行いました。牡蠣殻は思った以上に固く、小さな子どもたちはかなり苦戦していましたが、ただ牡蠣殻を割るのではなくおいしいお米を作る肥料になると知ったうえで行っているからか、一生懸命に取り組んでいました。

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続いては、津山市で料理教室を営む久保先生による地元食材の旬のお話。野菜や魚は旬の時期がいちばん栄養も豊富でおいしいことや、晴寿司の「晴」の意味などについて学びました。また、津山では「バラ寿司」より「ちらし寿司」という名前で呼ばれることのほうが多いこと、津山でよく知られているサバの押し寿司は、昔は鳥取県の港で水揚げされたサバを塩に漬けて馬で中国山脈を越えて運んでいたことなども教えてもらいました。

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食材への興味が深まったところでいよいよ晴寿司作りの実演。岡山県倉敷市の鮮魚店、魚春さんによる盛り付けを見ながら、子どもだけでなく大人からも「この野菜はどこで採れたものですか?」「食材には下味をつけているんですか?」などたくさんの質問が飛び交いました。魚春さんは「晴寿司には何を入れなきゃいけないという決まりはなく、その時期おいしい食材を彩りよく入れたらいいよ」と教えてくれました。

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晴寿司をみんなでおいしく食べた後は、模擬魚釣り体験。岡山トヨタのスタッフさんが手づくりした魚のプレートを、磁石が付いた釣り竿で釣り上げていきます。よく見ると、なかには発泡スチロールやプラスチックごみも。楽しく魚釣りをしながら、海の環境や海ごみ問題にも目を向けることができる貴重な機会となりました。

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