番組審議会Corporate Profile
第552回 瀬戸内海放送番組審議会
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開催日
- 2025年5月14日(水) 午後3時~午後4時
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内容
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報告事項
3月度 視聴者応答状況、その他
審議テーマ『岡山・玉野地区で発生した山林火災の報道について』
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報告事項
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出席委員
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<出席委員>
- 犬養 拓 委員長
- 泉谷 麻紀子 副委員長
- 本田 晃子 委員
- 琴陵 泰裕 委員
- 香西 志帆 委員
- 前島 洋平 委員
<レポート出席委員>- 松尾 浩紀 委員
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主な意見
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『岡山・玉野地区で発生した山林火災の報道について』
- 地域に密着したメディアだからこそ可能な、住民の動きや避難情報のきめ細かな共有がなされており、非常に意義深かった。
- 出火原因についての推測や、この山火事を教訓と踏まえて今後どう対策すべきかなども伝えてもらいたかった。
- 被災地近くの住民、学校関係者、農家の方々のインタビューがその方に寄り添って取材がされており、困りごとや、これからどうなるのかという不安など、生の声がしっかりと伝わってきた。地域の暮らしを守るという報道姿勢が伺えた。
- 香川から見ていて、まさに言葉通りの対岸の火事と他人事のように感じた部分があった。離れたエリアの視聴者にも正しく危機感を伝えられる方法があったかもしれない。
- 俯瞰の情報と、実際にそこで生活されている目線の情報とのバランスで考えると、俯瞰の情報がやや弱かった。早い段階で地図を使うなど俯瞰の情報があってもよかった。
- スマホを持っていても検索が苦手な人もまだ多いと思うので、災害のまとめサイトにつながるQRコードを画面に表示し、読み取れば簡単に整理された情報にたどり着けるといい。
- 災害報道の時に、より多くの人が正しい情報にアクセスできるよう、ローカル局の発信する正しい情報をテレビだけでなく、たとえばXなどデジタルでもシームレスに見られるようなものにしてほしい。
以上
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『岡山・玉野地区で発生した山林火災の報道について』