番組審議会Corporate Profile
第551回 瀬戸内海放送番組審議会
-
開催日
- 2025年4月2日(水) 午後3時~午後4時
-
内容
-
報告事項
第94回系列番組審議会委員代表者会議の議題提案について、2月度 視聴者応答状況、その他
審議テーマ『この街の誇り いざJ1ファジアーノ岡山』
-
報告事項
-
出席委員
-
<出席委員>
- 犬養 拓 委員長
- 泉谷 麻紀子 副委員長
- 木下 幸治 委員
- 本田 晃子 委員
- 松尾 浩紀 委員
- 香西 志帆 委員
- 前島 洋平 委員
<レポート出席委員>- 琴陵 泰裕 委員
-
-
主な意見
-
『この街の誇り いざJ1ファジアーノ岡山』
- ファジアーノ岡山がJ1昇格に至るまでの軌跡、J1昇格に際しての今後の経営課題などファン、サポーター、フロントをはじめとした関係者を多角的に取材している。放送時間も30分という短い時間ながら丁寧に過不足なくまとめられており番組として非常に秀逸だった。
- プレーオフ決勝の1点目の得点シーンでは、スローでボールが回転しながら緩やかに弧を描いてゴールネットに吸い込まれていくミドルシュートの様子が美しく印象的だった。その後の観衆の歓喜の様子も臨場感があった。
- 途中、男性のナレーターの方から女性のナレーターの方に声が変わったが、落差があったので、同じ声の方のほうが繋がりが良かったのではないか。
- 一般的なスポーツドキュメンタリーというよりは、バックオフィス業務をしている方にフォーカスし、クラブ運営というのは縁の下の力持ちの方々がいるからこそなんだ、ということが丁寧に描かれていた。それによってファジアーノ岡山というチームが好きになるきっかけになったのではないか。
- 時系列が行ったり来たりし過ぎだと感じた。歴史をよく分かってる人は理解できても、新規でサポーターになった人たちはそこまでチームの歴史を知らないと思うので、順を追って説明したほうがよかったのではないか。
- 16年でJ1に昇格した原動力になったのは木村正明さんだと思う。木村さんの苦労や、それをどう乗り越えたかを詳しく知りたかった。どういう経営をしてきたのかということを、過去の歴史と共に焦点をあてて、紹介してもらいたかった。
- 3人のサポーターの方が紹介されていたが、そのうち二人が小さい頃からファジアーノのファンという女性だったので、新規のサポーターや子供の感想など、属性の違う方をピックアップしたほうがよかった。
- 選手の話がかなり後の方でしか出てこなかった。サッカーというコンテンツを信じて、一番の中心の選手本人たちにフォーカスをして欲しかった。
以上
-
『この街の誇り いざJ1ファジアーノ岡山』