食の宝をめぐって未来のバラ寿司にチャレンジ!≪じぶんで考える食の学校≫

晴寿司レシピ

合華 八菜ちらし(ごうか はなちらし)

レシピ提供:JA晴れの国岡山 岡山西女性部

料理写真

寿司具として8種類の野菜を使用しています。その上で相性のいい野菜以外の食材5種を合わせました。

レシピ(2人分)

酢飯

材料
  • 米(特別栽培米 朝日)2合
  • 360ml
  • 昆布1枚
<甘酢>
  • 44g
  • 砂糖44g
  • 7g
作り方
  1. 米を洗いザルに上げ、30分ほどおく。炊飯器に米を入れ、表面をふきんで拭いた昆布をのせた後、水を入れ炊く。
  2. 鍋に甘酢の調味料を入れ、弱火でかき混ぜながら調味料を溶かし、溶けたら、火を止めてそのまま置いておく。
  3. 炊きあがったら、10分ほど蒸らし、②を回し入れ、蓋をしてさらに15分ほど蒸らす。
  4. 昆布を取り、飯台の内側を濡れ布巾で拭き、ご飯を移してしゃもじで広げる。
  5. うちわで手早くあおぎながら切るように混ぜる。酢がなじみ、ご飯がパラリとしてつやが出ればOK。

ちらし寿司の具

材料
  • 干し椎茸2~3個
  • ごぼう1/5本
  • 蓮根12g
  • 絹さやえんどう2枚
  • 海老①(えびそぼろ用)35g
  • 海老②(飾り用)2匹
  • だし昆布1枚
  • 1個
  • 煮あなご1/2匹
  • ままかり2匹
  • 人参37g
  • 筍の水煮32g
  • 紅生姜少量
<A>
  • 干し椎茸の戻し汁500cc
  • 砂糖大さじ1
<B>
  • 料理酒大さじ1
  • 砂糖大さじ1
<C>
  • 醤油大さじ1.5
  • だしの素少々
<D>
  • 大さじ1
  • 砂糖小さじ6
  • 小さじ1/2
  • 料理酒50cc
  • みりん50cc
  • だしの素7g
<E> ※混ぜないでおく。
  • ほめられ酢50cc
  • 大さじ1
<F>
  • だし汁200cc
  • 砂糖大さじ1
  • ひとつまみ
  • <G>
    • 濃縮鰹だし大さじ1
    • 料理酒大さじ1
    • 砂糖少々
    • 少々
    <H>
    • 砂糖少々
    • 少々
    • 醤油1滴
    <I>
    • 砂糖少々
    • みりん少々
    • 料理酒少々
    <J>
    • 50cc
    • 砂糖ひとつまみ
    • 小さじ1/4
    • 醤油小さじ1/4
    • 料理酒小さじ1
    • みりん小さじ1
    <K>
    • 砂糖小さじ1
    • 料理酒50cc
    • みりん小さじ1
    • 濃縮鰹だし大さじ1
    <L>
    • 大さじ1
    • 砂糖大さじ2
    • 料理酒大さじ1
    • 醤油小さじ1
    • だしの素5g
作り方
  1. 干し椎茸を<A>に漬け、冷蔵庫で一晩戻す。軸まで柔らかくなっていたら、戻し汁を椎茸がひたひたになるまで入れ、10分煮る。さらに<B>を入れ10分煮、<C>を入れ、煮汁がなくなるまで煮詰める。
  2. ごぼうは、洗ってささがきにし、水につけ灰汁を抜く。鍋に灰汁を抜いたごぼうと、<D>を入れて煮汁がなくなるまで煮詰める。
    …(1)※手順8で使用。
  3. 蓮根は、皮をむき、薄く半月切にした後、水につけ灰汁を抜く。その後、鍋に蓮根を入れ、浸る位の水に<E>の酢(大さじ1)を入れ、さっと煮る。沸騰したら火を止め、ざるに蓮根をとり、ボールへ移した後、熱いうちにほめられ酢(50cc)につける。
  4. 絹さやえんどうは、筋取りをし、熱湯を沸かした鍋に塩をひとつまみ(分量外)を入れ、えんどうを一気に入れる。30秒ほどゆで、ざるにとる。
  5. 高野豆腐は、水につけて戻し、鍋<F>を入れて、煮る。沸騰したら、煮汁が無くなるまで煮、火を止めて余熱をとる。高野豆腐の角を三角形に切りとり、飾り用に厚さ5mm位に切る。残りは、みじん切にする。
  6. 人参は、ヘタ側より幅3mm位の輪切りを2つ作り、花柄の型抜きでくり抜いておく。残りは、みじん切にする。
  7. 鍋に(1)を入れ少し炒め、みじん切にした、筍、高野豆腐、人参を順番に加え、<G>を入れてさらに煮詰める。
    …(2)※手順13で使用。
  8. 水で洗った海老①を殻ごと鍋に入れ、<H>を加え、ゆでる。海老が煮えたら、煮汁を残し、鍋より取り出した海老の皮を剝き、すり鉢に入れ叩いてつぶす。ある程度つぶれたら、<I>を加え、団子になるまで、たたきすりつぶす。
    すりつぶしながら、固いと感じたら、煮汁を少しづつ足し、調整する。
    テフロン加工のフライパンに移し、弱火で数本の菜箸を使い、焦げ付かないように水分を飛ばしながら、そぼろに仕上げていく。
    …(3)※手順13で使用。
  9. 水で洗って皮をむき、背ワタをとった海老②を鍋に入れ、<J>を加え煮る。海老に火が通ったらお皿に海老をとり、飾り用に切った人参と筍を鍋に入れ、<K>を加え、弱火で10分ほど煮る。
  10. ボールに卵を溶きほぐす。フライパンにサラダ油(分量外)を薄く塗って中火で熱し、溶き卵をを流し入れ、弱火で焼く。すぐにフライパンからおろし、バットに入れて冷ます。
    薄焼き卵が冷めたら半分に折り、輪になってる方から5cm位の幅を包丁で切る。次に、切った側から1cmほど残し、輪に向けて包丁を入れる。同様にし、5mm幅で包丁を入れていく。
    切り込みが終わったら、端からクルクルと蒔き、型崩れがしないよう、根元を爪楊枝で留めておく。
    残った薄焼き卵は、千切りにし、錦糸卵にする。
  11. フライパンにアルミホイルを敷き、煮あなごを温める。まな板にとり、2cm程のそぎ切りにする。
  12. ご飯から出した昆布は、みじん切にし、鍋に入れ<L>を加え煮詰める。
    …(4)手順13で使用。
  13. ご飯に(2)を混ぜ、器にご飯と(3)、(4)を交互に入れる。
  14. 椎茸等飾りを器に盛れば出来上がり。
晴寿司プロジェクトについて

正座してかしこまって食べるのが正解というわけではなく、いろんなスタイルで愉しんでよい郷土の味。それが令和のばら寿司「晴寿司」なのです。

<晴寿司の定義>
・シャリは、岡山県産米を使用した五目寿司とすること。 ・具材に複数の旬な岡山県産食材をふんだんに使用した、創作のばら寿司であること。