65万個のライトが照らすまんのう公園など　香川県のイルミネーションスポットを紹介

12月に入り、各地ではイルミネーションの鮮やかな光がともっています。

今回は香川県のイルミネーションを3つご紹介します。

65万個の光！国営讃岐まんのう公園「ウィンター・ファンタジー」

開園25周年を迎えた国営讃岐まんのう公園の「ウィンター・ファンタジー」では、約65万個の明かりが園内を照らしています。

（国営讃岐まんのう公園／加地裕子さん）
「（イルミネーションは）今年18年目を迎えまして、今年のテーマが『きらめく光の語らい』となっております。毎年お越しいただいている方や、今回初めて来られる方もいらっしゃると思うんですけど、こちらのイルミネーションを観ながら、今年一年の色んな思い出とか語り合いながら、皆さんで楽しんでいただけたらと思います」

約3万2000㎡の広い敷地に広がる幻想的な世界。

香川大学の学生が「語らい」をテーマにデザインしたグランドイルミーションや、県内の高校生が作ったランタンが彩る「光のトンネル」などを楽しむことができます。

イルミネーションを見ながら語り合うことができるテントも設置しました。

（テントの中で過ごす子どもたち）
「楽しい」
「ガラスの積みあがってるやつがきれいと話しました」

岡山から家族に連れてきてもらったという９０歳の女性は、車いすを降りてテントに入りました。

（90歳の女性）
「大変楽しかったです。本当にきれいで、びっくりしました。
このひ孫が大きくなるのが一番の楽しみで、家族の皆さんに優しくしていただいて、本当にうれしいです」

（孫の男性）
「ばあちゃんが歩けるうちは、こういうところとか、温泉とか、また行けたらいいな。まだまだ元気でいてね、という話をみんなでしていました」

光の中を手をつないで歩くカップルもいました。

（恋人と来た人）
「一生可愛いって言っていました。口説き文句。イルミネーションのお陰です」

「ウィンターファンタジー」は来年1月8日まで、ライトアップは午後5時から午後9時までです。

「うれしい気持ちになって」大学生がキャンパスを飾り付け

善通寺市の四国学院大学では、校内4カ所で合わせて約7万個のLEDライトが輝いています。

大学生らが1カ月ほどかけて飾り付けをしました。

（飾り付けをした大学生）
「うれしい気持ちになってくれたらいいなと思って。一生懸命頑張りました」
「クリスマスが早く来てほしいなとか、ここに来てよかったなって思ってもらいたい」

四国学院大学のイルミネーションに、初めて訪れたという家族は、笑顔で光を見つめていました。
「うわぁ、きれいという感じで、子どもがすごくうれしそうにしていました。すごく幻想的でとてもよかった」

サンタ姿のチワワもいました。

（チワワの飼い主）
「イルミにはやっぱりサンタクロースかなって。イルミわかってるん？わからないけど外出たらうれしいんよな？」

四国学院大学のイルミネーションは、午後5時から11時まで、1月14日までです。

ライトを去年より約3万個プラス！坂出駅前のイルミネーション

JR坂出駅前北口のハナミズキ広場などでは、イルミネーションイベント「さかいで　光輝里フェスティバル」が行われています。

坂出市や地元企業などが協力して実施したもので、21回目の開催です。

前回より約3万個多い、約13万個のライトが冬の街を照らしています。

カラフルに光るクリスマスツリーや、家族・カップルで楽しめるフォトスポットもあるそうで、2024年1月3日まで開かれています。