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奥津温泉だけじゃない!鏡野町のアート・食・紅葉のイベント【岡山県】

岡山・香川の話題のものやスポットを紹介する「いまココ!ナビ」
岡山県鏡野町で、この秋に楽しめるイベントを紹介します。

「OKUTSU芸術祭」の作品を展示!古民家の美術館

作品名:「わっ!」
阿修羅像

今にも動き出しそうな傘を持った男性や、凛としたたたずまいの阿修羅像。
実は発泡スチロールで作られています!

これらの作品は、10月1日に始まった「OKUTSU芸術祭」に合わせて、鏡野町奥津川西の「かがみの近代美術館」に展示されています。

(かがみの近代美術館 館長・OKUTSU芸術祭 総合ディレクター / 辻本 髙廣さん)
「非常にユニークな作品で味わいがあって、技術的にも素晴らしい。素材も変わっているので芸術祭にふさわしいと思います」

5回目となる「OKUTSU芸術祭」は、鏡野町の奥津や上齋原など、各地区の活性化を目指していて、美術館のほか、お寺や旅館、道の駅も会場になっています。

(かがみの近代美術館 館長・OKUTSU芸術祭 総合ディレクター / 辻本 髙廣さん)
「岡山県北に関わりのある作家さんを採用させていただいて、できる限り芸術、文化、人材育成の醸成に寄与しようというのが基本的な考えです」


「かがみの近代美術館」は、築160年の古民家をリノベーションした建物で、芸術祭の作品の他にも絵画や備前焼など、約1000点の作品を楽しむことができます。

(かがみの近代美術館 館長・OKUTSU芸術祭 総合ディレクター / 辻本 髙廣さん)
「才能はあった。情熱もあった。ただ時間だけがなかった。そうして若くして亡くなった作家さんを顕彰・再評価する意味で展示している美術館です」


ちなみに入館料700円の中で、コーヒーとお菓子が付いています。

第5回OKUTSU芸術祭

住所
鏡野町地区の各施設など
その他

開催期間:2023年10月1日~12月3日
お問い合わせ:かがみの近代美術館

かがみの近代美術館

住所
岡山県苫田郡鏡野町奥津川西692
電話番号
0868-52-0722
営業日
休館:月曜日
営業時間
午前9時~午後6時(受付は午後5時まで)
HP
http://kagamino-museum.com/index.html
その他

入館料:700円(飲み物付)
※小学生以下は無料

お寺や道の駅でもアートの秋&食欲の秋を楽しもう

かがみの近代美術館近くにある「宝樹寺」では、「地獄」をモチーフにした作品など約20点を展示しています。

11月11日は「ダークナイトミュージアム」として、夜のお寺で作品を鑑賞できるイベントも開きます。

「道の駅奥津温泉」では、芝生の広場一面に色とりどりの手ぬぐいが秋の風に揺られています。
この手ぬぐいは、地元の人や観光客が思い思いに絵を描いたり色を付けたりしたもので、約300枚あります。

そして道の駅では、秋のやま弁「べっぴんもみじ」という特別弁当が販売されます。

弁当は2種類あり、栗とキノコが入った炊きこみおこわやアマゴの塩焼きが入ったものと、
玄米ご飯や地元でとれたサツマイモ、シカ肉を使ったそぼろ田楽などが入っているものがあり、各1200円です。

(玄米工房ななほしや / 金島 千津子 代表)
「鏡野町は自然豊かなので、空気もおいしいですし水もおいしいです。地元のおいしい食材がたっぷり詰まった『やま弁』を食べて、鏡野町を満喫していただきたいです」

「べっぴんもみじ」は、11月3日~26日まで、「道の駅 奥津温泉」など3カ所で販売されます。

宝樹寺

住所
岡山県苫田郡鏡野町奥津546
その他

第5回OKUTSU芸術祭「お寺ぁ~とプロジェクト」に関するお問い合わせは、
かがみの近代美術館にご確認ください。(0868-52-0722)

道の駅奥津温泉

住所
岡山県苫田郡鏡野町奥津463番地
電話番号
0868-52-7178
営業日
不定休
営業時間
ふるさと物産館:9:00~17:00 ・温泉亭:11:00~15:00(LO 14:30)
HP
https://okutsu.org/
その他

秋のやま弁は、11月3日~26日の土・日・祝日に販売。
※予約販売は平日問わず。2個以上を2日前までに、いずれかの下記販売場所まで。
①道の駅 奥津温泉 ふるさと物産館(鏡野町奥津463)
②みずの郷奥津湖(鏡野町河内60-8)
③鏡野町物産館 夢広場(鏡野町円宗寺233)

紅葉の見頃は11月上旬~中旬「奥津もみじ祭り」 

鏡野町の奥津渓周辺では、10月28日から「もみじ祭り」が行われています。

吉井川沿いに続く紅葉のトンネルは、まだ色づき始めですが、鏡野観光局によると11月上旬~中旬が見頃だということです。

(鏡野観光局 事務局長 / 難波 庄司 さん)
「これからどんどん冷え込んでいけば、奥津渓周辺の紅葉は真っ赤になると思いますので、それをめがけて見に来ていただければと思います」

奥津渓の「甌穴」があるエリアも紅葉の鑑賞スポットのひとつです。
「甌穴」とは、くぼみなどに入った小石が長い年月をかけて周りを削ってできあがったもので、吉井川の川底には直径約3mの甌穴があります。

川のせせらぎと甌穴。そして秋には紅葉。自然がつくりだした芸術をここで味わうことができます。

「奥津もみじ祭り」は10月28日~11月12日まで、キッチンカーなどが出店するほか、
午後5時~9時には、秋の夜長を楽しめるライトアップもしています。

(鏡野観光局 事務局長 / 難波 庄司 さん)
「大自然の中に来ていただいて、川のせせらぎや紅葉の色を見て、心をリフレッシュしてほしいと思います」

鏡野町で深まる秋の魅力を楽しんでみてはいかがでしょうか。

奧津もみじ祭り

住所
名勝奥津渓、奥津温泉ほか鏡野町奥津地域一帯
電話番号
0868-52-9100(鏡野観光局)
HP
https://www.kagamino.holiday/event/siteseeing/entry-459.html
その他

開催期間:2023年10月28日~11月12日

ライトアップは午後5時~午後9時まで
(場所:奥津渓もみじ公園~大釣橋たもと)

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