香川の高校生ら企画　小豆島など53カ所巡るスタンプラリーで特典GET

岡山・香川の話題のモノやスポットを紹介する「いまココ！ナビ」。
今回は荻津尚輝アナウンサーが、小豆島を中心に行われているスタンプラリーを紹介しました！

観光地や飲食店など多くのスポットが登録されているほか、さまざまな特典も用意されています。

（荻津尚輝アナウンサー）
「これから小豆島の観光地を巡ります。このスタンプラリーは、スマートフォンの位置情報をもとにしているので、スポットに行けば自動でスタンプをためることができます」

【スマホでアプリを取得】「かっかつdigitalスタンプラリー」の参加方法

「かっかつdigitalスタンプラリー」は、4月30日に始まりました。

小豆島を中心に高松市や岡山市、神戸市など計53のスポットが登録されています。

★参加方法★
①無料アプリ「Spot Tour」をダウンロード。
②利用規約に同意し、位置情報を許可する。
③アプリ内の検索機能で「かっかつdigitalスタンプラリー」や「小豆島」などの単語を入力
※検索機能は画面右上の虫眼鏡マークをタップで表示
④「かっかつdigitalスタンプラリー」を選択し、画面中央下にある「参加する」をタップ

一部の対象スポットでは、プレゼントや割引クーポンの特典が受けられる

まず荻津アナが訪れたのは、約2000本のオリーブの木に囲まれた小豆島オリーブ公園です。

（荻津尚輝アナウンサー）
「小豆島オリーブ公園に到着したら、『新しいスタンプを獲得しました』という通知が届きました！」

スタンプを獲得した後、オリーブ公園入口の事務局で画面を提示するとポストカードがもらえます。
このようにスタンプラリーに参加すると、一部のスポットではプレゼントや割引などの特典を受けることができます。

土庄町の銚子渓にある自然動物園「お猿の国」も、スタンプラリーのスポットの一つです。
約300匹のサルがいて、エサやりを体験できます。

（荻津尚輝アナウンサー）
「こちらではスタンプを見せることで大人30円引き、子ども20円引きで入園することができるんです」

ほかにも「小豆島酒造」では、スタンプラリーの参加者が商品を購入した場合に甘酒がプレゼントされます。

スタンプラリーは、中高校生のNPO法人が香川を盛り上げようと企画

さまざまな特典が用意されているスタンプラリーを企画したのは、現役の高校生です。

（NPO法人 香川活性化生徒の会／白井航介 代表）
「香川県はいいところもあるし、課題もあるし、中高生レベルでも気付くところがたくさんあると思います。自分は『地元を好きな』から『地元を変えていける』高校生になりたいです」

現在、高松高校３年の白井さんは、2022年4月にNPO法人「香川活性化生徒の会」を立ち上げました。メンバーは香川県を中心とした中高生約30人です。

瀬戸大橋がかかる櫃石島・岩黒島・与島の観光パンフレットを作るなど、地域を盛り上げるための活動をしています。スタンプラリーの実施に向けては、自治体や観光施設などと生徒自身が交渉しました。

（NPO法人 香川活性化生徒の会／白井航介 代表）
「小豆島の観光地ってたくさんいいところがあるけれど、まだ知られていないところもたくさんあるし、そこを結び付けていくスタンプラリーを開催したいなと考えました。乗り気じゃないところも最初はあったし、なかなか難しいと思ったところも多かったですけど、『中高生で盛り上げていってくれるのはすごいうれしい』っていうお話もありました」

「モデル事例になってほしい」小豆島の観光地から期待の声

小豆島の南東部に位置する「二十四の瞳映画村」は、今回の企画に期待を寄せています。

（二十四の瞳映画村／有本裕幸 専務理事）
「高校生の目線で島の活性化ということで、たくさんのお客さんを呼び込む仕組みを作ってくれた。考えただけじゃなく、実際の行動にしてくれたことは本当にうれしく思います」

「二十四の瞳映画村」でのスタンプラリーの特典は、ポストカードまたはソフトクリームの50円割引です。ポストカードは、4種類のうち1つをランダムでもらうことができます。

（二十四の瞳映画村／有本裕幸 専務理事）
「小豆島って広いですから、たくさん巡って魅力を発見してもらうのは本当になによりだと思います。これが小豆島だけじゃなくて、いろんな地域で一つのモデルとなって広がっていけばいいと感じます。」

「かっかつdigitalスタンプラリー」の期間は6月18日まで。
期間中に15カ所以上のスタンプを集めれば、船のペアチケットが当たる抽選に参加できます。

この機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。