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市街地から車で10分!採れたての「峰山ハチミツ」をカフェで堪能 高松市

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今回は、高松市中心部からほど近い里山でハチミツを堪能します!

高松市の中心部から車で10分ほど。
自然を身近に感じられる峰山には、市民の憩いの場となるよう峰山公園が整備しています。そんな峰山でハチミツの採れる季節がやってきました。

「ハチミツ」はミツバチのご飯

(峰山ハチミツ/養蜂家 天野洋平さん)
「ハチミツっていうのはミツバチのご飯なんです。4月・5月・6月っていうのが花の時期なんですけど、冬場になると花ないじゃないですか?無駄な水分を飛ばして糖度80くらいにしたものをハチミツっていうんですけどその状態にすると保存が効くんです。冬場の寒い時期、餌のない時期を巣の中でハチミツを食べながら過ごして、次の春にまたハチミツを採りに行く」

ミツバチの生態について話すのは、2011年から峰山で養蜂を行っている天野洋平さんです。

働きバチの寿命…今の時期は約40日!?

(峰山ハチミツ/養蜂家 天野洋平さん)
「昆虫とか動物の世界って、メスしか働かないっていうのが多いんです。ミツバチも働くのはメスだけです」

天野さんによると、ミツバチは必ず群れで行動します。
「峰山ハチミツ」では峰山に巣箱を60個ほど置いていて、この時期は、1つの巣箱に6万匹ほどのハチがいます。

1匹の女王蜂、5%のオス蜂、そして、95%の働き蜂で構成されています。働き蜂では全てメス。
冬には6カ月生きると言われている働き蜂ですが、今の時期の寿命は約40日。毎日、ミツを求めて飛び回っているため早く死んでしまうそうです。

「ミツバチの世界って、自分たちが生き残るのが全てじゃなくて、群が生き残るのが全てなんです。なので、春に働いているハチたちは、群が残るために過労死してまでミツを集めてる。
冬のハチたちは、ひたすら巣の中で耐えて、次の春に子どもたちを産み育てて群を大きくするっていうために冬をしのぐ。面白い世界ですよね」

採れたてのハチミツを併設のカフェで堪能

この春、働きバチが集めたミツ。4月28日に今シーズン初めての「採蜜」を行いました。
このミツを採る作業は、1年の中で4月~6月の間に5回ほど行い、合わせて2トン~3トンを収穫するということです。

(峰山ハチミツ/養蜂家 天野洋平さん)
「採れたてのハチミツっていうのを食べていただいて、この峰山の自然の味っていうのを感じてもらえれば」

「峰山ハチミツ」では養蜂場の横にカフェを併設していて、ハチミツのおいしさや特徴をそのまま感じられるメニューを提供しています。

はちみつバタートースト 500円

モーニングのセットの中で人気ナンバーワンは、はちみつバタートーストです。

(記者リポート)
「ハチミツが濃厚で、豊かな風味が感じられます。ここで採れたハチミツを自然に囲まれた環境で食べられる、とても気持ちいいです」

はちみつヨーグルトソフト 350円

ほかにもヨーグルト風味のソフトクリームにハチミツをかけた商品も人気です。

(訪れた人は―)
「甘いですね。でもすごい甘いっていうわけじゃなく食べやすい感じのさっぱりとしたハチミツ」
「ハチミツあんまり好きじゃなかったんですけどこれは特別。初めて食べるような感覚があったのでまた来たいです」

「峰山ハチミツ」では、時期による味の違いを感じてもらいたいと、花の種類ではなく採れた時期を明記しています。
4月28日に採れた「春一番」も、店頭に並んでいます。

人類最古の酒「ミード」も販売中

峰山ミード 2380円

また、4月29日からはハチミツを発酵・醸造させて作った「ミード」の販売も始めました。
「ミード」は「人類最古の酒」とも言われ、ハチミツの甘みと香りが残るすっきりとした味わいが特徴。冷やしてロックで飲むのがおすすめだということです。

天野さんは、子どもたちに自然と触れ合う体験をしてもらいたいと、峰山で採蜜やタケノコ掘りなどを企画しています。

「自分たちで実際にハチミツを採ってみて、採ったハチミツがどういう味だとかってうのを体験してもらうことによって、自然や食べ物に興味を持ってもらえれば」

徐々に暖かくなって、薄着でも外を歩けるようになりました。
高松市中心部からアクセスのいい峰山。散策して季節を感じながら、ハチミツで、一息つくのもいいかもしれません。

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