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鍾乳洞 幻想的な光景と郷土料理を紹介 新見市【岡山県】

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今回は、新見市の鍾乳洞と郷土料理を紹介します。

目の前に次々と現れる不思議な形をした鍾乳石

やってきたのは県の天然記念物になっている、新見市の鍾乳洞・満奇洞です。

(満奇洞管理事務所 / 松井 正樹さん)
「洞窟は1年中15度前後でして、冬場は外より中の方が暖かいということで」

昭和初期に満奇洞を訪れた歌人・与謝野鉄幹・晶子夫婦はわらぞうりを履いて中に入りここで地元の人から鶏鍋をふるまわれたそうです。

満奇洞の周遊ルートの総延長は、約450メートルです。「満奇洞」という名は、与謝野夫妻が訪れた際その様子を「奇に満ちた洞」と表したことに由来すると伝わっています。

鍾乳洞では、さまざまな種類の「鍾乳石」が、独特の景観をつくっています。

代表的な鍾乳石「つらら石」です。天井から氷のつららのように垂れ下がっています。

こちらの鍾乳石はストロー。1センチ伸びるのに100年かかるとも言われています。

鍾乳石は、水の中に含まれるカルシウム分が炭酸カルシウムとして沈殿したものです。

タケノコのような鍾乳石は『石筍』と呼ばれています。上に上にと成長します。

上からの「つらら石」と下からの「石筍」がつながってできる「石柱」もいたるところで見られます。

(満奇洞管理事務所 / 松井 正樹さん)
「このへんも石柱ですけど、まさに(古代)ギリシャ神殿のエンタシスですね」

名物スポット「千枚田」が現れました。まるで棚田のような光景です。床面を流れる水の影響でできた「リムストーン」とよばれる鍾乳石です。

(満奇洞管理事務所 / 松井 正樹さん)
「岩の切れ目があってそこから水がたくさん流れてきますから、ここは白糸の滝と言ってるんですけれど、滝状の、滝の雰囲気の鍾乳石」

鍾乳石は水の動きによってさまざまな形になります。まさに水がつくったアート。鍾乳洞には動物や自然など、さまざまなものに見立てた、おもしろい石やスポットがいくつもあります。

白く輝く 美しい鍾乳石がありました。

(満奇洞管理事務所 / 松井 正樹さん)
「この時期は少し湿度が下がりますので、表面のカルシウムの結晶がキラキラ輝いて宝石のように見えます。夏場は湿度が100%近く高くて、鍾乳石が濡れてますので、表面の美しさが見えないんです」

日常を忘れ、ぜひ幻想的な光景を楽しんでください!

[施設情報]満奇洞

住所
岡山県新見市豊永赤馬2276-2
電話番号
0867-74-3100(満奇洞管理事務所)
営業日
定休日:無休(天候や社会情勢により休洞になる場合あり)
営業時間
午前8時30分~午後5時(入洞は午後4時30分まで)
HP
https://www.city.niimi.okayama.jp/kanko/spot/spot_detail/index/77.html
MAP
Google Map
その他

料金:大人(高校生以上)1,000円、中学生800円、小人500円、小学生未満無料

散策でお腹がすいたら、新見地方の郷土料理を堪能

散策でお腹がすいたら郷土料理はいかがでしょうか?

新見駅近くの店「伯備」です。

まずは鯖ずし。
岡山県の北部では、むかしは海の魚を食べる機会が少なく、鯖ずしは特別な日のごちそうでした。
サバは、山陰地方から出雲街道を通るなどし、いたまないように塩漬けにされて運ばれました。

(リポート / 佐桑 正浩)
「脂がのって身が肉厚なんで食べ応えがあります」

次は、この地方でハエと呼ばれる魚の料理です。

ハエは、骨が柔らかくなるまで番茶でじっくり煮込み、甘露煮にしています。使う前にカラカラに乾燥させるのがポイントだそうです。

(リポート / 佐桑 正浩)
「いただきます」「さくっと食べられて、乾燥させてるからか、味が中にぎゅっと凝縮されて詰まっている感じがします」

寒い時期のハエは、脂がのっておいしく、「寒バエ」などとも呼ばれています。

最後はタカキビの団子汁。

この赤いのがタカキビの団子です。

タカキビは戦後しばらくは岡山県北部でふつうに栽培されていた穀物です。

(リポート / 佐桑 正浩)
「野菜のシャキシャキした歯ごたえと、団子のやわらかい、まろやかな感じが、いいアクセントになっておいしいです。ざらざらとした感じが舌に感じられて、素朴な手作りの団子の味わいです」

タカキビは栽培農家が減ったため、入手が難しくなっているそうです。寒さが厳しく鍋料理が恋しくなる時期に食べられた家庭の味です。

(伯備 / 佐藤 直人さん)
「昭和4年の創業で95年目になります。私は3代目なんですがおじいさんの代から地元の食材をつかった料理をやってますんで、なるべくそれを絶やさないようにと今まで続けています」

[店舗情報]味の庄伯備

住所
岡山県新見市西方469-1
電話番号
0867-72-3125
営業日
定休日:なし(元日のみ休み)
営業時間
午前11時~午後10時(午後8時ラストオーダー)
HP
https://www.sabazusi.com/
MAP
Google Map

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