番組審議会Corporate Profile
第558回 瀬戸内海放送番組審議会
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開催日
- 2025年12月3日(水) 午後1時~午後2時
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内容
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報告事項
10月度 視聴者応答状況、その他
審議テーマ『テレメンタリー2025 シリーズ戦後80年 沈黙と絵筆(バトン)~シベリア抑留の記憶~』
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報告事項
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出席委員
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<出席委員>
- 犬養 拓 委員長
- 泉谷 麻紀子 副委員長
- 松尾 浩紀 委員
- 香西 志帆 委員
- 川西 章弘 委員
- 藤原 綾乃 委員
<レポート出席委員>- 前島 洋平 委員
- 中山 芳一 委員
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主な意見
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『テレメンタリー2025 シリーズ戦後80年 沈黙と絵筆(バトン)~シベリア抑留の記憶~』
- 戦争の悲惨さが風化している現状に対する強い危機感が示されており、この番組の裏のテーマといえる。この危機感を番組内で取り上げたことは、視聴者にも同様の懸念を共有させ、歴史教育及び伝承活動の重要性を再認識させる効果があるのではないか。
- 終戦から80年を迎え、戦時中の体験を記憶して、語り伝えることができる世代が少なくなっている中で、伝えていく(バトンを引き継いでいく)活動の大切さを改めて実感させられる番組だった。
- 戦争体験者の話を間接的に、音楽や絵画、演劇などの文化芸術として再解釈して表現することで自分事として考えられるという可能性も感じたし、そういう継承の方法というのはとても興味深い。
- タイトルにある「沈黙」の意味が少しずつ視聴者に伝わってくる作り方だった。「沈黙」というメッセージが番組の中で貫き通されていて、伝わってくるものがあった。
- 「私だけ生きて帰って申し訳ない」という言葉が番組の重心になっていて、強く心に残った。戦争の悲惨さ、というのはもちろんだが、そういう戦争体験の証言としてだけじゃなく、生き延びた者の痛みや、語られにくい側面を深く照らしている言葉だと思った。
- 登場人物が多く、それぞれに対して都度頭をリセットしなければいけない場面が何度かあった。せっかく没頭していたのにふと我に返るようなことがあったので、もうすこし深く入りたかった。
- 地域の人たちの想いにスポットを当てて、長期で取材できていることがとても良い。地域のテレビ局として大きな意義がある。戦後80年、当時の人々に思いを馳せたり、存命の家族が戦争を経験していない世代に考えさせるきっかけだったり、歴史をより身近に感じさせる番組だった。
- 劇団のところはなくても伝わるのではないか。むしろその方が、伝わり方が強かったかもしれない。千田さん川田さんに絞って描くと、よりエモーショナルに響くものになるかもしれない。
以上
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