番組審議会Corporate Profile

第535回 瀬戸内海放送番組審議会

  • 開催日

    • 2023年9月28日(木) 午後3時~午後4時
  • 内容

    • 報告事項
      6・7・8月度 視聴者応答状況、その他
      審議テーマ『よみがえる若冲の花』2023年5月13日(土)午後1時30分~午後2時放送
  • 出席委員

    • <出席委員>
      • 犬養 拓 委員長
      • 泉谷 麻紀子 副委員長
      • 西崎 明文 委員
      • 木下 幸治 委員
      • 琴陵 泰裕 委員
      • 宮脇 文 委員
      • 松尾 浩紀 委員
      以上7名
      <レポート出席委員>
      • 本田 晃子 委員
      • 茂木 貴慧 委員
      以上2名
  • 主な意見

    • 『よみがえる若冲の花』
      • 若冲の作品以外にもいろんな芸術作品があるという事で興味を惹かれたが、あれもこれもという感じで若冲の印象が最後に少し薄まってしまったと感じた。
      • 錚々たる美術家との交流が盛り込まれていて、当時の文化交流の豊かさを見ることが出来る良い番組だと思った。
      • 下の方から部屋全体を映した映像が、自宅にいながら、実際にその部屋に座っているかのような心地がし、非日常的な空気を感じられるようで、とても好印象だった。
      • 芸術作品を扱う身としては、制作年・所蔵先情報が表示される作品とそうでない作品があるのが、やや気になった。
      • 伊藤若冲と金毘羅さんとの歴史的つながりや、なぜそこに絵があったのか、修復の技術的な中身という、初めて知る内容が多く、非常に勉強になる番組だった。
      • 金刀比羅宮にある膨大な資料の調査が進み、近世の画家と金刀比羅宮の関係があきらかにされることで、金刀比羅宮のいろんな力や、香川という地の持つ魅力などが広く究明されて行ってほしい。
      • 修復時の説明の途中で、他の絵の説明やクラウドファンディングの話を織り交ぜながらの構成に若干細切れ感があった。
      • 30分番組で、これだけの情報量を分かりやすく、見る側にとってストレスがなく伝えられるのは非常に凄いことで、編集と構成の能力を持たれている方が作られていると感じた。
      • 宮司の方の説明が、しっかり歴史的、文化的な価値やディテールの事をご自身の言葉で話されていて、番組の中で紹介する役割というのをしっかりと担われている構成になっていた。

      以上