週間番組表TV Schedule
テレメンタリー2025 シリーズ戦後80年 沈黙と絵筆(バトン)シベリア抑留の記憶」
8/30(土) 13:30
~ 14:00
字
戦後の「シベリア抑留」の経験を誰にも語らず、70歳から絵筆を握った男性と、遺志を引き継いだ孫の画家がいる。戦後80年、記憶を次世代につなぐ取り組みを追った。
番組詳細
◇番組内容
戦後、旧ソ連軍により約60万人の日本人が過酷な労働を強いられ、約5.5万人が亡くなったとされる「シベリア抑留」。香川県さぬき市出身の川田一一(かずいち)さんは、20歳のとき旧満州で終戦を迎え、捕虜として現在のカザフスタンにあった収容所に送られた。3年後に帰国した川田さんは自身の経験を誰にも語らず、70歳になって初めて絵筆を握り、抑留の記憶や仲間への鎮魂の思いをキャンバスに描き始めた。
番組内容2
川田さんの孫で画家の千田豊実さん(43)は、2012年に祖父が亡くなった後も、その遺志を継いでシベリア抑留をテーマにした作品を制作。若い世代にも伝えていくため、四国学院大学で演劇を教える友人の仙石桂子さん(44)に話を持ち掛け、2025年冬、大学生らとともに2人を題材にした演劇公演を行うことになった。
番組内容3
人の命を奪うだけではなく、生きて帰った人をもずっと苦しめる戦争…。戦後80年を迎え、体験者から直接話を聞く機会が年々減る中、その「記憶」を次世代につなぐ取り組みを追った。
出演者
ナレーション 成河
◇制作
瀬戸内海放送
【プロデューサー】山下洋平
【ディレクター】 山下洋平
◇おしらせ
☆番組HP
https://www.ksb.co.jp/telementary/