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洗濯のプロに聞く!「梅雨に素早く乾かすコツ」と「染み抜き方法」

毎日の暮らしに役立つ情報をお届けする「くらしのアイデアパーク」。今回は「洗濯のコツ」についてお伝えします。

ジメジメした梅雨時でも洗濯物をしっかり乾かすためにクリーニングのプロが実践している方法とは――。さらに服に着いた食べこぼしの汚れをきれいに落とすコツについても聞きました。

「洗濯のコツ」を教えてくれるのは、クリーニング師の国家資格を持つ土居直樹さん

[アンケート]「梅雨時、特に負担を感じる家事」は?

Park KSBアプリで「梅雨時、特に負担を感じる家事」について聞いたところ7割以上の人が「洗濯」と答えました。

理由としては、(45歳 女性)「いくらきれいに洗ってもなかなか乾かず臭くなる」、(54歳 女性)「乾燥機を使って乾かしています。縮んだりするのでとても辛いです」、(46歳 男性)「タオルたたむときに乾いてないのが混じってると調子が狂う」などの声が寄せられました。

洗濯のプロに聞く「しっかりと乾かすための3つのポイント」

創業51年、岡山市内で4店舗を展開する「クリーニング壱屋」です。新型コロナの感染拡大を受けて、非接触で24時間、洗濯ものを受け付けるシステムを導入しています。

この店の店長でクリーニング師の国家資格を持つ土居直樹さんは、「湿度の高い梅雨の時期でも、洗濯物をしっかりと乾かすために3つのポイントを押さえてほしい」と話します。

ポイント①「拳1個分 間隔を空ける」

ポイント1つめは「間隔」です。土居さんはものを干す際の間隔には目安があると言います。

「基本的には拳1個分くらい空けるのが一番大切。風通しを良くするように。タオルも間が空かないので、こうやってアーチ型にして干した方が乾きがいい」

ポイント②「扇風機や送風機を使って湿気を逃がす」

2つめのポイントは「送風」です。

「風通しを良くするのが一番いい。扇風機や送風機を使って早く乾かすのが大切。早く乾かして菌の増殖を防ぐ。湿気が下に溜まってくるので下から当てて湿気を逃がしてあげる」

ポイント③「8割乾いたら乾燥機で仕上げる」

3つめのポイントは「仕上げの乾燥」です。いったいどういうことでしょうか?

8割乾いたら乾燥機でやった方がカラっとする。最初から乾燥すると縮みが出るので、8割乾かして乾燥させる方が縮みが少ない経済的にも最初から(乾燥機を)使うよりいい

Q.お店でもそうされている?
「はい。お店でもそうしている」

土居さんのクリーニング店では、衣類を自然乾燥させてから乾燥機で仕上げています。
土居さんによりますと、特に型崩れしやすい服では、8割自然乾燥させてから乾燥機を使用するのがおすすめだということです。

Q.乾燥機がない場合にできる方法は?

「もう少し乾き切らないところは生乾きの臭いがすることがあるので、そういう時はドライヤーを使うと早く乾くと思う」


洗濯のプロに聞く「しつこい汚れの染み抜き方法」

さらに、しつこい汚れが服に付いた場合の染み抜きについて土居さんのおすすめの方法を教えてもらいました。
落とす汚れはTシャツに付いたしょうゆの染みです。

魔法水というので染みを落としていきます」

染みが落ちる!「魔法水」の作り方

用意するのは衣類用の漂白剤食器用洗剤重曹です。

Qなぜこの3つがいい?
「酸素系漂白剤は色素を落とし漂白効果がある。重曹は(汚れが落ちやすい)アルカリ度を上げる。染みは一番上に油汚れがあるので、それを落とすのに食器用洗剤が必要」

衣類用の漂白剤 小さじ3、食器用洗剤 3滴、重曹 小さじ1さっと混ぜ合わせます。

溶かしすぎないのがポイント。混ぜすぎると酸素を発生させて染みを落とすので、全部混ぜると酸素がなくなってしまう」

染みの部分にタオルを敷いて「魔法水」を歯ブラシに付けて優しくたたきます。水ですすぐと、しっかりと汚れが落ちます。

悩みがちな梅雨時の洗濯、間隔をとって干したり仕上の乾燥を取り入れてすっきりと過ごしたいですね。

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