with 盲導犬 私たちに出来ること with 盲導犬 私たちに出来ること 盲導犬育成事業支援番組 毎週日曜 夕方5時25分〜5時30分

盲導犬育成事業支援番組 毎週日曜 夕方5時25分〜5時30分

番組内容

番組内容
これまで日本盲導犬協会は、視覚障がい者の自立と社会参加を推進するために、盲導犬の育成に力を注いできました。日本の盲導犬育成は今や世界と肩を並べるまでに熟成してきました。日本で活躍している盲導犬は861頭(2021年3月末現在)。 「身体障害者補助犬法」により、ハーネス(白い胴輪)を付けた盲導犬とともに盲導犬ユーザーは公共施設や交通機関、飲食店・スーパー・ホテルなどさまざまな場所に行くことができます。 そんな盲導犬ユーザーと大切なパートナーの現在の様子をお伝えします。

放送内容

2022年6月 放送

盲導犬学校キャラバンから生まれたきずな(1)

岡山市内にある市立鯉山小学校。
体育館に子どもたちが集まってきました。

こちらは5月に行われた盲導犬学校キャラバン。
この日は盲導犬ユーザーの石田名奈江さんが講師として訪れました。
盲導犬をきっかけに目の見えない人や見えにくい人の理解を深めるという特別授業。
実際の盲導犬との歩行や、普段の生活の様子について知ることが出来る貴重な体験です。

およそ2時間の授業。
子どもたちには様々な気づきがあったようです。
「盲導犬の役目をたくさん知れて、貴重な時間だったなと思いました。」
「今まで盲導犬について知らなかったことをいっぱい知れたので、次から困っている人がいたら進んで助けようと思いました。」

実は石田さんはこの学校と深い縁があります。
「散歩をしていてちょっと迷ってしまった時に子どもの声が聞こえたので、声をかけてみました。そしたらすぐに応じてくれたんです。ほっとしました。」

次回は石田さんのピンチを救った子どもたちと再会。
手にした賞状とは。

2022年5月 放送

盲導犬訓練士を目指す ~将来の夢~

目の見えない人・見えにくい人の安全な歩行をサポートする盲導犬。
その犬を育成する盲導犬訓練士を目指す人たちがいます。

どんな訓練士になりたいのか、聞いてみました。
「盲導犬を使うユーザーさんが、教えてもらいやすいかとか、一緒に犬との共同作業ができるかを考えられるような訓練士になりたいと思っています。」
「国際的に活躍できる訓練士になりたいと思っています。他の海外の訓練施設に行ったり、私たちの協会との関りを支えていけるような職員になりたいと思っています。」
「唯一無二の私流の訓練ができるような訓練士になりたいと思います。」

思い描く夢はさまざま。
皆さん、素敵な訓練士を目指して頑張って下さい。

2022年4月 放送

盲導犬訓練士を目指す ~外出訓練~

日本盲導犬協会では、盲導犬訓練士の育成に取り組んでいます。
こちらは、盲導犬訓練士を目指す学生たち。
この日は、盲導犬ユーザーの外出を想定した実習が行われました。

それぞれが担当する3頭は、盲導犬になるために訓練中の犬たちです。
この日、一緒に向かった先は・・。
人混みに戸惑いながら、目的地を目指します。
街中の訓練では、予想外の障害物も。

お互いに様々な経験を積むことで、一人前の盲導犬と訓練士になることができるのです。

2022年3月 放送

オンラインで特別授業!「全国一斉盲導犬教室」(2)

今年1月に行われたオンラインイベント「全国一斉盲導犬教室」。
日本盲導犬協会では、全国の小中学校へ向けて、目の見えない人や、
見えにくい人たちへの理解を広げています。

イベントでは、盲導犬ユーザーの意外な生活の一面も紹介。
取り出したのはスマートフォン。
盲導犬の服とマスク、それぞれの写真を撮ると・・。

それでは、参加した学校の子どもたちに感想を聞いてみましょう。
「私は盲導犬が1年間ぐらい訓練をしていることにびっくりしました」
「困っている盲導犬ユーザーがいたら声をかけて助けようと思います」

2022年2月 放送

オンラインで特別授業!「全国一斉盲導犬教室」(1)

新型コロナウイルスの感染が広がる中、
日本盲導犬協会では、オンラインでのイベントが開催されています。
この日行われていたのは、全国の小中学校に向けた盲導犬教室です。

学校の授業だけでは分からないことを専門スタッフが解説していきます。

次回は、このイベントに参加した子どもたちにお話を伺います。

2022年1月 放送

誰もが取り残されないために

猛威を振るう自然災害。
規模が大きくなる中、ある訓練が行われています。

それは災害で取り残されたユーザーと盲導犬を
ヘリコプターで救助する訓練。
日本盲導犬協会と防災航空隊がタッグを組み、行われてきました。

盲導犬に取り付けるのは、こちらの特殊なハーネス。
「空から救助するので、絶対壊れない外れない、安全第一のものを。
 シミュレーションを繰り返して実践できたので良かったと思います。」

いざという時に誰もが取り残されることがないよう、災害へ備える。
こうした取り組みが全国に広がっていくことを願います。

2021年12月 放送

避難所でも一緒

島根県の浜田市にある長浜小学校。
この日、体育館では避難所の設置訓練が行われていました。

そこに訪れたのは、ユーザーの石田さんと盲導犬キララ。
盲導犬を含む補助犬は、災害時に避難所に同伴することができます。

これは島根県の総合防災訓練の一つ。
石田さんとキララは、避難所の生活を体験するためにやってきました。

用意されていたのは、ファミリー用の大きめのテント。
キララのためのスペースも、ちゃんとあります。

盲導犬は社会のルールを守るため、特別な訓練を受けています。
避難所での姿を見ることで、地域の方たちにも理解が深まったようです。

2021年11月 放送

災害が起きたらどうするの?

2021年10月、島根県浜田市で行われた島根県総合防災訓練。
その会場に盲導犬ユーザーの姿が。

こちらは日本盲導犬協会の展示ブース。
今回が初めての参加です。

もし災害が起きたら、ユーザーはどうするのでしょうか。
「避難所まで行く道は、盲導犬と一緒に歩くことによってある程度道筋を知っているので、
 いつでも避難できるようにしています。」

いつでも。どこでも。避難所でも一緒。
盲導犬は、ユーザーの生活に欠かせないパートナーです。
災害時には、避難所に同伴できることを皆さんも知ってください。

2021年10月 放送

声かけで共に生きる社会へ

島根県の松江市にお住まいの三輪利春さん。
三輪さんは、県庁の障がい福祉課と一緒に、盲導犬をもっとよく知ってほしいという思いが詰まった2種類のリーフレットを作りました。

三輪さん「私がリーフレットの話をもっていったのは、盲導犬に対する拒否が非常に多く、そうしたことを県民の皆さんに知ってほしいと思い、お願いさせてもらいました」

盲導犬ユーザーの声を聞いて、2020年の秋に生まれたリーフレット。
三輪さんは、私たちにできるお手伝いがあるといいます。

三輪さん「私たちが困っている時に声をかけてもらっても、今の3密で、2メートルの間隔を空けることになり近くに人がいる可能性があったり全く分からなかったりするので、そこが心配ですね。声のかけ方や、手引きの仕方等を簡単にリーフレットに入れています。そうした声を出し合う街づくりが街の活性化につながるので、誰もが一緒に共生社会への実現のもと歩み続けるきっかけになったと思います」

人と人が寄り添うことが難しい中でも、声かけは必要なのですね。

2021年9月 放送

思いが詰まったリーフレット

島根県の松江市。
町で可愛らしいデザインの冊子を見つけました。
これは、盲導犬をもっとよく知ってほしいという思いが詰まったリーフレット。
県内の公共施設や学校、お店等に無料で配布されています。

制作したのは県庁の職員です。
なぜ行政で盲導犬のリーフレットを作ることになったのでしょうか。

「島根ハーネスの会の会員の方から初めにお話を頂きました」
盲導犬ユーザーが飲食店等で入店拒否を受けているという事情を聞いた駒居さん。
盲導犬について、もっと知ってもらおうとユーザーの声に耳を傾け生まれたのが、2種類のリーフレットでした。そこには、ある思いが込められています。

駒居さん「大きい方は、小学校の授業等で教材に使えるような形で作らせて頂いたものです。小さい方は、盲導犬ユーザーが町で手助けをして頂いた時や、入店拒否を受けてしまった時に、こうしたことを知って下さいということで、すぐに手渡しができるサイズで作らせて頂きました」

ユーザーと行政の絆から生まれたリーフレットが地域社会を変えるきっかけとなりました。

2021年8月 放送

企業に広がる支援

広島県の中心部にある百貨店。会議室である研修が行われています。
参加者は入社したばかりの新人たち。皆さん、真剣なまなざし。

これは、日本盲導犬協会の職員が講師として実施する盲導犬ユーザー受け入れ・接客セミナー。
視覚に障がいをもつ方や、盲導犬ユーザーの方に安心して買い物を楽しんで頂けるようにと、毎年行われているそうです。
屋上では、2人1組となって、目の見えない・見えにくい方への手引きの仕方を学びました。

初めての体験、いかがでしたか?
「普段、目が見えていない人の大変さが分かりました」
「これから積極でも活かしていけたらなと思いました」
盲導犬ユーザーへの理解が深まる機会になったようです。

こちらの百貨店では、盲導犬の育成のための募金活動も積極的に行っています。
こうした企業の取り組みが、もっと広がるといいですね。

2021年7月 放送

聖火に託した思い(後編)

2021年5月。島根県の邑南町を走る聖火ランナーに選ばれた岩谷さん。
パートナーのヴォイスと迎えた大舞台の日です。

辺りが暗くなった午後7時。小雨が降るリレーコースに岩谷さんとヴォイスがやってきました。
その横には、伴走者として一緒に走る夫の武延さんの姿もあります。

そしていよいよ聖火が岩谷さんの元に。実は岩谷さんはこの日の最終ランナー。聖火をゴールの町役場まで運ぶ大役です。岩谷さん、ヴォイスにしっかりと指示を出しながら一歩一歩進んでいきます。 ゴールまでおよそ200メートル。沿道の拍手に包まれながら、ヴォイスと一緒に走り切ることができました。

岩谷さん、大役を終えた今のお気持ちは?
「緊張とけました」

想いが一つになった聖火リレー。その姿は、盲導犬ユーザーを勇気づける希望の灯となりました。

2021年6月 放送

聖火に託した思い(前編)

島根県の邑南町。
この町で治療院を営む岩谷さんと、パートナーのヴォイスです。

実は岩谷さんはある大役を任されることになりました。その大役とは、東京オリンピック聖火リレーのランナー。
初めて出会った盲導犬シータとの想いをつづった作文で、邑南町を走る13人のランナーの1人に選ばれたのです。もちろん、岩谷さんにとって初めての経験。

そこで、アドバイスを行ったのが、日本盲導犬協会の山田さんでした。
「けっこう緊張して指示がちぐはぐになる場面があったので、まずは岩谷さんが落ち着いて指示を出すようにとアドバイスしました」
それでは岩谷さん、今の心境はいかがですか。
「やめたい!」
そうは言っていますが、本当はやる気まんまん。

元気いっぱいで本番に向かいます。

2021年5月・2020年11月 放送

ソーシャルディスタンスの難しさ

私たちの生活の中で当たり前となったソーシャルディスタンス。でも盲導犬ユーザーにとっては難しいことなのです。
日本盲導犬協会の金井政紀さん曰く「誘導してもらう時も、目が見える人のヒジや肩につかまっていたのですが、直接身体に触れるサポートとか、物にさわる行動が取りにくいことがあります。盲導犬協会としては、ユーザーに対するフォローアップもスマートフォンや、パソコンでテレビ電話を使用して指導するという形で、新しいことに取り組んでいます。」
私たちができるサポートには、
(1)まず声をかけていただき、どういうサポートが必要なのかをたずねてほしい。
(2)ユーザーさんと同じ方向を向いて、並んで話しかけると、飛沫感染の恐れも少なく成ります。
コロナ禍でも、「目の見えない方」「目の見えにくい方」への声掛けのサポートは必要とされています。

2021年4月・2020年10月 放送

安心への取り組み

静岡県富士宮市に日本盲導犬総合センター「富士ハーネス」という施設があります。ここは日本で唯一、常時見学ができる盲導犬の育成施設です。日本盲導犬協会の多くの子犬たちは、ここで誕生し、盲導犬になるための訓練を受けます。
また小さな体育館くらいの広さのある会場では、「盲導犬デモンストレーション」として盲導犬の仕事や役割を紹介しています。安心して見学できるよう、職員たちはフェイスシールドを装着するなどして、感染症の予防対策に取り組んでいます。
日本盲導犬協会 戸井口和生さんは「安心して施設を楽しんでいただければと思い、(1)消毒薬の設置・利用の呼びかけ (2)見学者ソーシャルディスタンスの確保 (3)見学人数の制約 など三密にならないように心がけております」と話してくれました。
新しい生活様式にあわせて、盲導犬の育成は続けられています。

2021年3月・2020年9月 放送

オンラインでつながる絆

2020年8月 神奈川県にある日本盲導犬協会では、これまでにない取り組みが実施されました。
インターネットの生配信を利用した「夏休み自由研究プロジェクト・オンライン版」です。この日は 自宅で、ユーザーさんと盲導犬が楽しく生活する様子を全世界に向けて発信しました。
配信を終えた後の協会スタッフの感想です。
「盲導犬の見学会は、会場の近くの人しか来ることができませんが、インターネットでは、どなたでも見ることができます。これからも広くPRをしていきたいと思います」

2021年2月・2020年8月 放送

障害物をよける

視覚が見えない、見えにくいユーザーにとって道路には危険が沢山あります。訓練士が盲導犬の候補犬を連れて、街中の交差点にさしかかった時です、交差点の左脇から自転車が飛び出してきました。
訓練士 川本勝さんが話してくれました「盲導犬を使われる方というのは、目が見えなかったり、見えにくかったりするので、そこに障害物があることがわかりづらいのです。」
そこで盲導犬に求められる能力があります。犬自身が、障害物を見つけ、自分で考えて、ユーザーが安全に通ることができるかどうかを判断する能力です。
訓練では、歩道の上に、車輌を一時的に駐車し、ユーザーと盲導犬が通るには、幅に余裕がない場面を作っています。犬一頭だけは、通れる幅ですが、このまま進めば、ユーザーは車輌にぶつかってしまいます。
ここで、訓練士が「ストレート・ゴー(まっすぐ進め)」と指示をだしましたが、盲導犬は、しっかりと考え、そのスペースをまっすぐ進むのをやめて、ユーザーと自分が余裕をもって歩ける車輌の反対側にコースを変更して、誘導を始めました。
訓練士は「グッド!」としっかり頭をなでながら、候補犬を褒めています。
「考えることができる犬」を育成することが大切なのです。

2021年1月・2020年7月 放送

段差を教える

目の見えない人、見えにくい人を目的地まで、安全に誘導する盲導犬は、一人前のなるために、沢山のことを覚えていきます。
そのひとつが「段差」です。
盲導犬になるために訓練を受けている候補犬に対して、る指導員は階段の段差を確認させるために、階段にさしかかると、最初の段差のステップを2.3回踏んで、段差があることをしっかり教えます。
段差がある場所を突然昇りはじめてしまうと、ユーザーがつまずいてしまうかもしれません。そのために「段差があるよ」と教えているのです。
(場面が変わって)こちらは、盲導犬がユーザーを交差点に誘導している場面です。交差点の横断歩道の手前で盲導犬が止まりました。しかしながら、盲導犬は信号の色を識別することはできません。なぜ止まったかというと、歩道と横断歩道の間にある小さな段差に気が付いたからなのです。交差点では、ユーザーが車の音で判断して、横断歩道の信号の色を判断しているのです。

2020年12月・2020年6月 放送

大事な言葉はGOOD

目の見えない人、見えにくい人の歩行をサポートする盲導犬。その盲導犬を育てているのが訓練士です。
盲導犬を必要とするユーザーさんが、目的地にたどり着くためには、目的地を頭に思い描いて、盲導犬に指示を出しています。そのため、訓練士は盲導犬に「レフト(左に進め)」や「ライト(右に進め)」と進む方向を教えます。ちなみに一人前の盲導犬になるために覚える指示は30種類ほどあります。
一般的に、訓練は厳しいと思われがちですが、訓練士と盲導犬候補犬の訓練の様子を見ていると、なんだかとても楽しそうです。

テーマソング『とびら』

川嶋 あい(テーマソング・ナレーション)

川嶋 あい(テーマソング・ナレーション)

アーティスト。2003年I WISHとしてデビュー作でオリコンチャート連続1位を記録する。
また2005年にブルキナファソのマヤ村に学校を建設するなど、積極的にチャリティー活動を行う。
2009年オバマ大統領夫人のイベント「Washington D.C. Cherry Blossom Festival」でのライブにも参加。

川嶋 あいさん インタビュー

盲導犬ってなぁに?

盲導犬ってなぁに?

盲導犬は、目の不自由な方の歩行を安全にサポートする大切なパートナーです。ご存知の方も、なんとなく聞いたことがあるという方もいるでしょう。そんな盲導犬をとりまく環境には様々な問題があります。例えば、盲導犬を希望する人が3,000人に対して街で活躍している盲導犬は861頭(2021年3月末現在)。また、盲導犬訓練士や育成施設の不足で1年に140頭ほどしか盲導犬を育てられないのが現状です。
KSB瀬戸内海放送では、当番組を通してそれらの問題点や今ある現状について視聴者の方々と一緒に考える機会になればと思っています。当番組は、公益財団法人日本盲導犬協会や、賛同企業・団体である皆様のご協力で放送することができるようになりました。この番組を通じて、ひとりでも多くの視聴者の方々が、盲導犬への理解を深め、あたたかく応援していただければと思います。

公益財団法人 日本盲導犬協会

KSBの取組み

現在、全国で目の不自由な方々が、盲導犬を希望しています。 KSB瀬戸内海放送では、高松本社ロビーに募金箱を設置し、公益財団法人日本盲導犬協会の活動支援のための募金を集めています。
設置開始から、2021年7月までに公益財団法人日本盲導犬協会へ、¥302,832-を寄贈することができました。 引き続き、皆さまの温かいご支援を賜れますよう、お願い申し上げます。

賛同企業

  • 株式会社 塵芥センター
  • 石井事務機株式会社
  • 成通グループ
  • 創価学会
  • 株式会社 四電工
  • 株式会社 三祥
  • 株式会社 川上板金工業所