ふるさとソング

ありがとうNAGI
~そして新しい世代へ~
  • 作詞作曲山地真美
  • 協力奈義中学校生徒一同
  • 映像制作KSB瀬戸内海放送

歌詞

教室から眺めた かわらない青空 お気に入りの席
学び舎が変わっても 思い出は色あせない

古びた黒板 那岐の山々 汗流し君と笑い合った日
つながり合い認め合うことで 励まし合ったねありがとう

決意を力に変えて できるよ大丈夫 信じればきっと
負けそうな時でも みんなとなら勝てる ひとりぼっちじゃない
頑張れるよありがとう 自分らしく夢へ羽ばたこう

子どもの頃に聞いてた この地での古い思い出話
長い間ありがとう 過ごした時間忘れない

積み重ねてきた長い年月 いくつもの青春があっただろう
この町に今も続く伝統 つないでいく思い届け

未来を生きる君たちは きっと大丈夫 乗り越えられるよ
新しい風を今なびかせて行こう この町に愛を
いつも見守っている あなたらしく夢へ羽ばたこう

決意を力に変えて できるよ大丈夫 信じればきっと
負けそうな時でも みんなとなら勝てる ひとりぼっちじゃない
頑張れるよありがとう 自分らしく夢へ羽ばたこう

未来を生きる君たちは きっと大丈夫 乗り越えられるよ
新しい風を今なびかせて行こう この町に愛を
いつも見守っている あなたらしく夢へ羽ばたこう

NAGI I can do it!
NAGI You can do it!
NAGI We can do it!
NAGI!

レポート

奈義中学校「ありがとうNAGI ~そして新しい世代へ~」制作レポ―ト

今回の歌づくりは、奈義中学校の校舎が近々建て替えになるということで、なくなる校舎や受け継がれてきた学校の伝統を、未来へつないでいきたいという思いでスタートしました。
テーマは「奈義中学校へエールを送る」。歌っていて自分たちも元気をもらえる奈義中学校の応援歌を作りました。

~ワークショップ 第1回 2020.7.20~

歌づくりに取り組むのは3年生です。
まずは「エールとは何か」について具体的に考えるため、いくつかの質問を山地さんが投げかけ、そこから連想される言葉や自分たちの思う学校の魅力を、生徒たち1人1人が書き出していきました。

その後、書き出したものを分類してタイトルをつけ、グループごとに発表していきました。
これが、歌詞の中で大きなキーワードになっていきます。

そして、過去=学校へのエール、現在=自分たちへのエール、未来=後輩たちへのエールと置き換えた上で、過去や現在の思いを乗せて、未来へ向かっていくような歌の流れ、また手拍子ができるような明るい曲という歌の全体像が決まっていきました。

~ワークショップ 第2回 2020.8.27~

前回のワークショップを経て、山地さんが歌詞とメロディーのベースを作ってきてくれました。1番で思い出と自分たちへのエール、2番で受け継がれる思いと後輩たちへのエールを伝える構成です。

生徒たちは歌詞の穴あき部分に入れる言葉を考えたり、メロディーを実際に歌ってみたりして、歌詞とメロディーを完成させていきました。

そして、完成した歌を早速、その場で歌いました。ふるさとソングが誕生した瞬間です。
中学生ということもあり、リズムの難易度は少し高めに設定されていますが、授業が終わるころには見事に歌いきってくれました。

~ワークショップ 最終回 2020.11.17~

10月に校内で開かれた合唱祭でも歌を披露していたので、そこからさらに1カ月後とあって、クオリティは申し分なし。人数の多い男子が、レコーディングを見事にリードしてくれました。その後3年生は、校内のいろんな箇所で、グループごとに演出を加えてミュージックビデオの撮影をしていきました。

また、撮影には1年生2年生も参加し、3年生が作った歌を、全校生徒で作品に仕上げていきました。

自分たちを育ててくれた学校、町、仲間たちへの感謝を込めて、歌のタイトルや歌詞には、たくさんの「ありがとう」が入りました。
全校生徒がグラウンドで作り上げた「NAGI」の人文字にも注目です!