ふるさとソング

新見公立大学
開学40周年記念キャンパスソング
~ 明日へ ~
  • 作詞作曲山地真美
  • 協力新見公立大学の学生たち
  • 映像制作KSB瀬戸内海放送

歌詞

遥かに澄み渡った空を
ブランコに乗って見渡した この町で
熱き希望をのせたまま
流れる月日はとめどなく 夢をのせて

あの人のあの言葉 そのひとことが嬉しくて
つながりの強さに救われた いつもの温もりがここにある

明日へと駆け抜けていけ 春風のように
胸に秘めた想い この歌にのせて
伝えたい かけがえのない宝物のように
輝く炎を 大切につなごう

緩やかに季節が移ってく
大変な時も力合わせて乗り越えた
時にぶつかりまた悩み
それが楽しさに変わるから 残ってく

高め合い励まし合い どんな時も乗り越えた
かけがえのない仲間と共に 過ごした青春を忘れない

明日へと繋がっていけ 僕らの声で
いつもの日常も この歌にのせて
伝えたい 止まることのない思いも全部
詰め込んで今ほら 未来へとつなごう

大空へ 今はばたこう またここから
新しい扉開け 行こう それぞれの道を見つめ

明日へと駆け抜けていけ 春風のように
胸に秘めた想い この歌にのせて
伝えたい かけがえのない宝物のように
輝く炎を 大切につなごう

レポート

新見公立大学「開学40周年記念キャンパスソング ~明日へ~」制作レポ―ト

今回の楽曲制作は、新見公立大学の開学40周年を記念して行われました。
学友会のメンバーが中心となり、看護学科、地域福祉学科、健康保育学科の2年生有志がワークショップに参加してくれました。

~ワークショップ 第1回 2020.1.15~

まずは、大学がある新見市というところがどんな場所なのかを知るところからスタートです。事前に見学をしてきた観光地や名所について、調べたことや感じたことを発表していきました。

そして出てきた言葉を紙に書き出し、新見にしかない特徴、過去・現在・未来のどこに位置する考え方なのかなどを、発表しながら仕分けしていきます。

言葉を整理していくと、学生たちの出した言葉は、歴史や伝統に関するものが多く、この地に根付く精神を大切にしていきたいという、思いがまとまってきました。こうして、日本の伝統的な音階をベースにした曲にするという、全体のコンセプトが決まりました。

~ワークショップ 第2回 2020.2.12~

2回目は、歌詞とメロディーを完成させました。歌詞は、新見の地で仲間との交流を通して成長していく喜びを込めたいという思いから、話し合いを重ね、学生たちの飾らない言葉でアレンジしていきます。

メロディーは何度も歌いながら、自分たちが歌いやすいメロディー、好きなメロディーに落とし込んでいきました。本番のレコーディングと撮影は、なんと8月。「練習、大丈夫かな…?」などと不安の声が聞こえながらも、最終回に向けてしっかりと準備を進めてくれていました。

~ワークショップ 最終回 2020.8.10~

そして半年後。この間、新型コロナウイルスの影響で、集まっての練習が満足にできないなか、学生1人1人が音声データを使って、しっかり練習を積んでくれていました。レコーディングの歌声は完璧です。

※撮影時のみマスクを外しています

ミュージックビデオの撮影では、グループごとで撮りたい場所と演出を考えました。
ただ歌うだけでなく、それぞれのグループがオリジナリティあふれる動きを加えてくれましたよ。

暑さの厳しい中での撮影となりましたが、笑顔の絶えない、楽しい時間になりました。
これから、10月に開催予定の開学40周年の記念式典などで、完成した歌をお披露目していく予定です。

自分たちがいなくなっても、大学で学ぶ後輩たちにずっと歌い継がれていく歌になってほしいという未来への願いも込めて、歌には「明日へ」というサブタイトルがつきました。