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高梁SAのガソリンスタンド閉鎖へ 高速道の空白区間が全国最長に 岡山

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 3月末、岡山自動車道下り線の高梁サービスエリアのガソリンスタンドが閉鎖します。これにより高速道路のガソリンスタンドの空白区間が全国最長となり、岡山県北方面に向かう場合はガソリンの残量に特に注意が必要です。

(記者) 「3月31日、高梁サービスエリア下りにあるガソリンスタンドが閉鎖します。このため約31キロ先の中国道・大佐サービスエリアまでガソリンスタンドはありません」

 3月31日に岡山道下りの高梁サービスエリアにあるガソリンスタンドが閉鎖すると、四国から岡山県北や鳥取に向かうルートではガソリンスタンドの空白区間が生まれます。  このうち津田の松原から蒜山高原までは約183キロで、ガソリンスタンドの空白区間としては全国最長です。

 津田の松原から勝央、豊浜から蒜山高原の2ルートも、現在最も長い区間を超え、全国のワースト1位から3位が岡山・香川にできることになります。

 高梁サービスエリア下りでは、2012年10月から岡山県の企業がセルフ式のガソリンスタンドを経営。赤字が続き閉鎖を余儀なくされました。  この場所では、過去2008年から2012年にも、ガソリンスタンドがない状態がありました。

 JAF日本自動車連盟によりますと、2016年度のガス欠による救援要請は岡山・香川で299件。車の燃費性能の向上などで全国的にも減少傾向にあるそうです。

(JAF岡山支部 ロードサービス隊/内田永慈 隊長) 「給油の警告ランプが付いてから5リットルから10リットルくらいの残量がありまして、リッター10キロ、15キロ走る車だったら50キロくらいは走行可能ですので、その間のインターチェンジで下りていただいて、給油してまた再度戻って目的地まで向かう」

 とはいえ、全国で1日平均20件ほどガス欠による救援要請が発生しています。  NEXCO西日本などでは、150キロ以上のガソリンスタンド空白地帯をなくそうと誘致などに取り組んでいくということです。


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