新たな感動の扉が開きました✨
こんにちは。
数年前から「狂言」にハマっております、野口真菜です。

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室町時代に確立したとされる能と狂言。
これまで狂言鑑賞ばかりで、能は数回しか観たことがなかったのですが…
先日、能が好きな友人と一緒に広島県の厳島神社の能舞台で年に一度行われる「観月能」の鑑賞に行き、新たな感動の扉が開きました✨

ご覧のとおり、屋外の能舞台ならではの特別な鑑賞体験。
暗闇に浮かび上がる舞台、
夜の宮島の静寂にこだまする鈴虫の音、
遥か遠くに見えるまちあかり、
演目のクライマックスに合わせるかのように満ちていく潮のかげ…

自然の大きさと積み重ねられた歴史の重みによってぴんと張りつめた空間は異世界のようで、終始夢見心地でした。
そこで描かれる人間の普遍的な寂しさや孤独の表現がまた本当に美しく…

約700年も前から人々はこうして美しい時間を堪能し
常世や人情や自然に思いを馳せてきたんだなぁと思うと、
重ねられた「時」そのものこそが人間が成せる業だなぁと、感動もひとしおでした。
(まだまだ話し足りないくらいですが、このへんで…。こういった感動体験をもっとシェアできる機会があったらよいのですが…)

岡山や香川でも能や狂言の公演やワークショップが行われていますよね✨(私もよく行きます✨)
ぜひ、長きにわたって紡がれてきたエッセンスを吸収してみてください!