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アスパラ農家は元和食の料理人! こんちゃん農園 近藤和也さん

こんちゃん農園 近藤和也さん

「香川はとても温暖で、どんな野菜でも育つ恵まれた土地。」
こんちゃんこと近藤さんは、和食の料理人の経歴をもつ、東かがわ市の農家さん。
「土にはいい肥料を、お金に糸目をつけず入れています!」言葉にはエネルギーがみなぎっています。

なるほど!その場で食べたアスパラガスのおいしいこと。
えぐみがまったくなく、自然な甘み、うまみが充実。何より下まで柔らかい!

アスパラガスを育てて10年の近藤さん。
30棟ほどのビニールハウスを全部自分で建て、昨年まで作付面積は香川で一番でした。
おいしさの秘訣は、有機肥料と水やりのバランスとか。毎年重ねてきた質への探求が、今年の味を作っています。

香川のアスパラガスは春の旬が終わりにさしかかる頃、ここから立茎(りっけい)に入ります。
アスパラは収穫せずにいると、どんどん上に伸びて緑のモシャモシャした葉でハウスがいっぱいになります。高さは2メートルくらい。

モシャモシャの期間は、根を肥やすための大事な時期。
その後、枯れた葉が刈り取られます。
「誰もしないだろうし、何の根拠もないけど、刈り取った後、残った部分を焼きます。」
農家さんにはそれぞれの工夫があり、それが自分だけの味を作ります。

“技術は見て盗め”
近藤さんは、巧いと聞いた農家さんのところに足を運ぶ時間を大事にしているそうです。
近藤さんのおじいさんも名人だったようで、土を見ただけで「土が酸性に傾いてるからすぐ直せ」と指示を出したそう。
「今思えば、色や生えている雑草の種類からかなと思いますが、長年かけて身につけた技術には凄味がありました」

気候変動の激しい時代、農家はますます高い技術が必要になりそうです。

アスパラガス以外にも100種類以上の野菜をつくる近藤さん。
農業にとどまらず、「産直こんちゃんち」をオープンしています。珍しい野菜の食べ方を伝え、地元の人に普及するため、お惣菜も製造販売しています。

いつも前向きで、充実感が伝わってくるこんちゃんの野菜、ぜひ食べてみてください。

Farmers Market こんちゃんち
[住  所] 東かがわ市水主4407
[電  話] 0879-24-9662
[営業時間] 7時30分~13時(月・水・金・土)
[Facebook] https://www.facebook.com/konchannouenn/
農業がメインなので田んぼがらみの臨時休業あり。
5月11日から昼まで(13:00まで)の営業は再開しょうとは思いますが、夕方(16:00~)の営業は6月頃まで田んぼの準備や田植えでお休みします。


(レポート:SANUKI TABLE 国見 香須子)

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