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〈新型コロナ〉養護老人ホームなどでは外出を原則禁止 自主的な対策広がる 岡山市

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 新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと、養護老人ホームなどでは外出を原則禁止にするなど、自主的な対策を行う動きが広がっています。

(松木梨菜リポート) 「新型コロナウイルスの感染予防対策として、こちらの施設では人の出入りを制限しています」

 岡山市が管理・運営する養護老人ホームでは、入居者の外出を2月25日から原則禁止としました。外部のデイサービスの利用も禁止しているため、ある問題に直面しています。

(岡山市友楽園/北村克己 園長) 「介護度重い方で養護老人ホームで入浴できない方が入浴期間が空いてるということで、衛生面で心配はしております」

 施設には要介護3以上に対応する特殊な浴室がないため、普段は外部のデイサービスで入浴していました。現在、要介護3以上の入居者は体を拭いて対応しています。

(北村克己 園長) 「ストレスが溜まってるかなという感じはします。生命の安全を最優先にして生活していただくということで対応したいと思っています」

 岡山市のサービス付き高齢者向け住宅では、来客の健康チェックを行ったり入居者のデイサービスの利用を休止したりしています。

(岡山ハッピィライフ操風/土井基之 施設長) 「命に関わるご高齢の人が多いので、入居者様が絶対にならないような体制で」

(入居者はー) 「デイサービスで皆さんと会うでしょ、広い場所で。そういうところに行きたいけど仕方ないですねこんな時ですから、早く収まってほしいと思います」

(松木梨菜リポート) 「デイサービスの利用を控えてもらう代わりに簡単な運動をしてもらうようにしています」

 ストレスの発散や筋力低下を防ごうとほぼ毎日、集団機能訓練を行っています。

(土井基之 施設長) 「ここに入居されてる人もいろんな病気を持っておられますので、普通の元気なお年寄りよりは危険度は高いと思います。入居者様のために頑張らないといけないと思ってます」


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