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より早い道路の復旧でより早い救助活動を 消防団員らが建設機械の操縦学ぶ 岡山・総社市

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 豪雨などの災害で土砂でふさがれた道路などを復旧するため、岡山県総社市の消防団員らがショベルカーなどの建設機械を操縦する訓練をしました。

 訓練に参加したのは、総社市の消防団員ら40人と建設業者9人です。

 この訓練は、消防団員らが建設業者からショベルカーなどの操縦を教わり、災害時の復旧活動に携われるようになることが目的です。

 参加した消防団員らは、普段、建設機械を使う機会がほとんどありません。

(記者) 「災害時にゴミや土砂を撤去する訓練です。指導を受けながら重機の作業を行っています」

 昨年7月の西日本豪雨で、総社市では道に木が倒れたり土砂が崩れたりして救助や復旧活動が遅れた地域がありました。

 道路の復旧が早ければ、より早く救助活動ができたのではないかという反省を踏まえています。

(総社市消防救助隊/永野男 隊長)  「なかなか(重機に)触ることがないので、慣れが必要かなと思います」

 建設業協同組合はおととし、災害時に建設機械や人員を無償で提供する協定を総社市消防団と結びました。

(プラスワン/岡村公収 社長) 「われわれみたいな、道路とか作る者が人命の救助活動の一役が担えたら誉なことなんで」

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