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性的少数者の現状を知って理解を 四国学院大で当事者たちが語る 香川

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 LGBTなどの性的少数者の現状を知って理解を深めてもらおうと四国学院大学で講演会が開かれました。

 講師に招かれたのは、戸籍上は男性ながら女性として弁護士登録を行っている、仲岡しゅんさんです。仲岡さんは、「性」に対する自覚が揺らいでいた時期もあったと振り返りました。

(トランスジェンダーの弁護士/仲岡しゅんさん) 「姿形が変わりだしたのは20歳過ぎてからでした、だけどもっと根っこの部分というのはもっと小さい頃からありました。だけど根っこはあっても当時の社会環境がゆえに花は出せない、そしてやっと20歳過ぎてから、ほかの人たちとの出会いによって遅ればせながら花が咲き始めました」

 三豊市に住む男性同士のカップル、川田有希さん(33)と田中昭全さん(41)も登壇し、育児をしている同性カップルの医療面での問題点を訴えました。

(田中昭全さん) 「(片方の親が)親権がない中、育児をしているので、その人たちは緊急の時に子どもに対する治療とかそういう部分のことが決断できないというケースが多発しています」 (四国学院大OB/川田有希さん) 「そういう多様な結婚を認めて、権利を求めるために今(婚姻関係が)欲しいという訴えを起こしています」

 2人は、同性同士の結婚が認められないのは憲法違反だとして国を相手に訴えを起こしています。

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