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「家族であり相棒」介助犬の役割を小学生が学ぶ 岡山・総社市

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 身体が不自由な人の日常生活を手助けする「介助犬」。中国地方で唯一の利用者が、総社市の小学校で授業を行いました。

 岡山市中区の藤原智貴さん(43)は8年前にサーフィンで首を骨折し、胸から下の下半身と両手の指が不自由になりました。介助犬のダイキチ君(3)と今年2月から一緒に暮らしています。

(藤原智貴さん)  「家族であり、相棒であり、体の一部であり、家族より一緒にいる時間は長いので、本当に家族以上の存在かも。」

 藤原さんは12日、総社東小学校で介助犬についての授業を行い、4年生約50人が参加しました。

 介助犬の仕事は主に物を拾ったり、探したり、ドアを開けたりすること。藤原さんはこうした仕事は介助犬にとって、遊びの延長だと話します。少し遠くに隠した携帯電話も携帯拾って持ってきます。児童もダイキチ君の動きに興味津々です。

 藤原さんは街で介助犬に声をかけると、飼い主の言うことを聞かなくなってしまうので、そっと見守ってほしいと話していました。

(児童は)  「(藤原さんとダイキチ君は)仲良しなんだなと思いました。」  「(街中で会ったら)介助犬と目を合わせたりせずにそっとしてあげる。」

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