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秋が深まる岡山後楽園の景色を楽しむ 藩主の居間として使われていた「延養亭」を特別公開 岡山市

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 秋が深まる岡山後楽園の景色が楽しめます。延養亭の秋の特別公開が19日、始まりました。

 岡山後楽園の延養亭は300年以上前に、岡山藩2代藩主の池田綱政が造りました。江戸時代は藩主が過ごす居間として使われました。  新型コロナウイルスの影響で延養亭の5月の特別公開は中止となりました。

 今回、見学者の数を例年の半分に減らし、音声ガイドを流すなど感染対策を取った上で秋の特別公開を行います。

 岡山後楽園は、延養亭から眺める景色が最も美しくなるように造られています。会場には池田家に伝わる調度品の複製も公開されていて、訪れた人は歴代の藩主が過ごした時間に思いをはせていました。

(訪れた人はー) 「(藩主と)同じ気持ちでお庭が眺められる、いいですね」 「(木々が)色付いてきていて緑と赤の両方見られるのが今の時期、それも楽しめる」

 延養亭の秋の特別公開は、25日まで行われます。

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