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香川県のゲーム条例 高校生らの提訴受け…知事「憲法に反しない」

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 香川県のネット・ゲーム依存症対策条例は「憲法違反」だとして、9月、高松市の高校生らが県を相手に裁判を起こしました。浜田知事は記者会見で「条例は憲法に反しない」という考えを改めて示しました。

(香川県/浜田恵造 知事) 「(条例は)憲法の理念や法令上の規定に反したものではないと考えています。今後、その(訴えの)内容を確認の上、対応を検討してまいりたいと考えています」

 9月30日、高松市の高校3年生(17)と母親が、香川県を相手取って国家賠償請求訴訟を起こしました。  ゲームの利用時間の「目安」を定めた条例は、基本的人権を制限し、憲法に反するなどと訴えています。

(記者質問) 「今回この訴訟に至ったこと、県民が憲法違反であるということで条例についての問題を提起されたことについて、どう受け止めているかを聞かせてください」

(香川県/浜田恵造 知事) 「訴訟だから大変だとか、その逆みたいなことは、特にどちらとも言えないんではないかと思います」

 浜田知事は、原告が高校生であることについても「提訴した人の属性によって対応が変わるものではなく、法令に基づいて判断されるべき問題だ」と話し、「条例の趣旨について一層の理解促進に努めたい」としています。

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