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バス停や医院など近距離の移動に 人や環境に優しい乗り物「グリーンスローモビリティ」の運行始まる 岡山・備前市

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 小型電気自動車、グリーンスローモビリティの運行が10月1日、岡山県備前市で始まりました。

 海と山に囲まれた備前市の鶴海地区です。市営バスの路線がありますが急な坂が多く、高齢者はちょっとした移動に苦労しているそうです。

(鶴海地区の住民はー) 「バスの本数は徐々には増えてきてるんだけど、そこに行くまでが」 「免許返納したんです(夫婦)2人とも。歩いて出ることがなかなかできないんです」

(記者) 「こちらの電気自動車はゴルフカートをベースに作られています。乗客の定員は3人で最高時速は19キロメートル。人にも環境にも優しい乗り物です」

 1日から運行が始まったグリーンスローモビリティ、愛称「スマイル号」です。備前市が国の補助を受けて約300万円で車両を購入し地元のNPO法人が運行します。

(NPO法人スマイル・つるみ/信宮勝正 理事長) 「鶴海地区というのは高齢化率51パーセント。これを使いまして地域の者が安心して暮らせる町にしていきたい」

 予約制で利用料金は1回200円です。一部の地域を除く鶴海地区の住民と親族が、バス停や医院など近距離の移動に利用できます。

(鶴海地区の住民はー) 「振動も少なくてとっても乗りやすいです。外出する機会が増えるんじゃないかなと思います」 「歯医者さんになかなか行けないので早速お世話になろうと思っています」

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