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「安定供給には原発が必要」 四国電力・長井社長 伊方原発で相次いだトラブル謝罪も必要性を主張 香川

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 愛媛県の伊方原発でトラブルが相次いだことについて、四国電力の長井啓介社長は、原因究明と再発防止に努めるとした上で「電力の安定供給には原発が必要」と述べました。

 伊方原発は、1月25日、定期検査中に外部からの電力供給が止まり、原発内のほぼ全ての電源が一時喪失しました。このほか、1月は、誤って制御棒を引き抜くなどトラブルが相次いでいて、定期検査を中断しています。

(四国電力/長井啓介 社長) 「このところ伊方発電所でトラブルが連続し、皆さまにご心配をおかけしていることについて、まずはお詫びを申し上げます」

 1月30日の会見で長井啓介社長は、定期検査の再開は「トラブルの原因究明と再発防止策を策定してからだ」と述べました。  一方、広島高裁が決定した伊方3号機の運転差し止めの仮処分については、時期をみて異議申し立てを行う考えを示しました。

(四国電力/長井啓介 社長) 「広島高裁の決定を承服できないという意思を示すものとして、だらだらと引き延ばすことはないと考えております。四国電力の安定供給を支えるためには、ベース電源としての原子力発電所は必要であると考えております」

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