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「子育て中も自分らしく」ママたちが手作りコンサートで共感と励ましのメッセージ 高松市

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 子育て中のママたちが歌や劇を披露する手作りコンサートが、28日に高松市で開かれました。同じ立場のママたちに共感と励ましのメッセージを届けます。

 子育て世帯と地域をつなぐ活動をしている、高松市の「ぬくぬくママSUN’S」が、毎年夏と冬に開いているコンサートです。

(記者) 「オープニングダンスです。赤ちゃんをおんぶしたママたち、そしてちょっと大きなお兄ちゃんお姉ちゃんたちも、見よう見まねで一緒に踊っています」

 乳幼児を持つ子育てサークルのメンバーとママSUN'S事務局のあわせて21人が、2019年11月から自分たちで演目を考え、練習を重ねてきました。テーマは「子育て中も、自分らしく」。

 「アナと雪の女王」をパロディーにした演劇では、子どもの夜泣きや離乳食づくりに悩むママが他のママに相談して心が「温かくなる」様子を替え歌を交えて表現しました。

(劇の様子ー) 「何を作るかじゃなくて、娘のことを思って作ることが大事なんだよね」 「(歌)ありのままのあなたでいいのよ ありのままの子どもでいいの 少しも寒くないわ」

 3歳と1歳の娘を持つ竹内実桜さん(34)は、日々の子育てで募るイライラを打ち明け、サークルメンバーの存在が支えになっていることを詩にして、朗読しました。

(詩の朗読/竹内実桜さん) 「長女のできたこと、私の気づかなかった成長をほめてくれる。『うちもそんなもんだよ』と共感してくれる。積もっていたイライラがパラパラと自分の肩から落ちる」

(訪れた子育てママはー) 「(子育てが)たまにしんどいなと感じたりすることがあるので、皆さん同じだなと思ったら頑張ろうとか思います」 「子どものためにと思って来たんですけど、自分も心が落ち着いたというか楽しんで終われました」


 「ぬくぬくウインターコンサート」は、2月7日にも高松市の「特別養護老人ホーム なでしこ香川」(高松市多肥上町)で開かれます。

(ぬくぬくママSUN’S/中村香菜子 代表) 「自分たちが誰かの役に立てた、誰かの心を動かせたというようなことは子育て中ではまず(ない)。仕事をしてたら多かれ少なかれあると思うんですけど毎日。『それすごいよかったよ』と大人から言ってもらえる、大人と話せる、自分の気持ちを出せる場があるっていうのは、本当に大きなお母さんたちの力になると思います」

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