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高松市で最大瞬間風速28.5メートルを観測 強風吹き荒れ各地に影響14人けが 岡山・香川

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 発達した低気圧の影響で、香川県では朝から強い風が吹きました。この風で瀬戸大橋が通行止めになるなど交通機関に影響が出たほか、風で転倒するなどしてけが人も出ています。

(記者) 「午前9時40分、高松港です。立っていられないくらいの風が吹いています。海を見ますと、高い波が堤防を越えています」

 高松市では28.5メートル、岡山市では23.3メートルの最大瞬間風速を観測、倉敷市や新見市、三豊市財田では1月の観測史上最大を記録しました。

 JRは、始発から瀬戸大橋線の児島と坂出・宇多津駅の間で運転を見合わせていましたが、午後4時前に運転を再開しました。

(岡山に行く男性) 「とりあえずチケットを午後のもう少し遅いのに変えて、何とか岡山に戻らないとしょうがないかな」

(東京へ行く男性) 「10分後くらい、22分のに乗ろうとしてたんですけど、いま知ったので、どうしようかなという感じで」

(記者) 「強風による通行止めのため、瀬戸大橋には1台の車も見当たりません。また、海には白波が立っています」

 瀬戸中央自動車道は児島インターと坂出インターの間で午後5時半まで通行止めとなりました。

 高松市と玉野市を結ぶ宇高航路を唯一運航していた四国急行フェリーが2019年12月に運航を休止したため、岡山側に直接渡る手段がありません。坂出北インターの前では、10台ほどのトラックが通行止め解除を待っていました。

(通行止め解除を待つ運転手はー) 「高松と宇野があったら、そっちに帰られとったやろと思うけど、あれがない分どうしてもここ通らなしゃあないし」 「私昼から用事があるけ、病院があったんです。しまなみ向いて帰ります」

 高松港を出るフェリーは一部の航路が欠航。岡山空港、高松空港を発着する空の便は、一部遅れが出ましたが、概ね通常通り運航しています。


 高松市天神前のビルでは、午前11時過ぎ、強風の影響で1階の入口の扉が開き強化ガラスが割れました。

(記者) 「こちらは外向きの観音扉となっているんですが、強風にあおられ自動的に開き、ガラスが割れてしまったということです」

(当時ビルにいた人はー) 「ちょうど2階にいたんですけど、ドーンという大きな音がして、窓際の席だったので見下ろしたら、もうガラスがバーっと散らばっているような感じでした」

 また、消防によると強風にあおられて転倒するなどして、岡山・香川で14人がけがをしました。

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