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西日本豪雨時の恩返し 真備町から台風19号の被災地・福島へ支援団体が出発 岡山

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 去年、西日本豪雨で被災した倉敷市真備町で活動を続けている倉敷市の支援団体が18日、台風19号の被害を受けた福島県へ出発しました。

 倉敷市真備町を出発し福島県いわき市に向かったのは、NPO法人・災害支援団Gorillaです。代表の茅野匠さんは去年の西日本豪雨の後に真備町の避難所で無料カフェを開くなど、被災地での復興支援を続けています。

 台風19号の被災地支援は10月20日から11月4日にも行っていて、茨城県の常陸太田市や福島県いわき市で約5000食分の炊き出しと物資の支援をしました。

(災害支援団Gorilla/茅野匠 代表) 「恩返しですね。われわれも真備町で炊き出しをやった時に全国の方からたくさんの支援物資をいただいて、たくさんの食材を送っていただいてご飯を作らせてもらったので、今回は同様その恩返しですね。お互い様という感じですね」

 2回目となる今回は、炊き出し支援の2人と、浸水した家屋の再建に向けたアドバイスや処理を手伝う技術支援の3人が向かいます。

(記者) 「トラックに積み込まれているのは被災地で使うファンヒーター、住宅支援に使う工具、そしてその奥には真備町の人からの支援として毛布が積み込まれています」

 また、被災地の子どもに笑顔になってもらおうと、薗小学校からは全校児童約230人が書いた手紙と義援金、そしてお菓子が送られました。

(薗小学校のPTAはー) 「ちょっと早いですけれどクリスマスプレゼントという形で、楽しい気持ちになっていただけたらと思っています」

 被災地の思いをトラックに載せて出発した災害支援団Gorillaは、11月末までいわき市で活動します。

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