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訓練の成果を出せるか!? 嘱託警察犬の競技会に28頭が参加 香川県警

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 警察犬の話題です。香川県警の来年度の嘱託警察犬を選考するため、香川県丸亀市で競技会が開かれました。年に1度のチャンスをつかもうと、今年もたくさんの「見習い犬」と「ベテラン犬」が参加しましたよ。

 7日に行われた競技会は、においを嗅ぎ分ける「臭気選別」の部門です。

 競技会初参加となる見習い犬や、今年度で任期が満了となる現役の嘱託警察犬も含めた28頭が参加しました。

 競技は、布のにおいを嗅ぎ、同じにおいが染み付いた布を5つの中から選びます。  1頭につき4回ずつ行い正解の数を競いますが、中には同じにおいの布が置かれていない「ゼロ回答」もあり、難しい試験です。

(記者) 「これから出場する犬は、今年度も実際に警察犬として活動している犬です。現役の意地を見せられるのでしょうか?」

 結果は、4問中3問正解。現役の実力を発揮しました。

(香川県警 鑑識課/馬場宏司 課長) 「人間にはですね、残されたものが誰のものか分からない、これを犬の力を借りて、犯人はだれかということを探す。山の中で不明になった方を残った持ち物から、どちらの方向に行って遭難したかを探す。こういったことに役立てております」

 香川県警では、現在17頭の嘱託警察犬が行方不明者の捜索現場などで活躍しています。

 競技は他にも、人が歩いた後を正確にたどる「足跡追及」の部門が行われます。  12月に結果が通知され、合格すれば来年から2年間嘱託警察犬として活動します。

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