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香川ファイブアローズの選手やファンが集う食堂が閉店 名物店主と名残惜しむ客が最後のPV

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 プロバスケB2、香川ファイブアローズの選手やファンたちが集う店として知られる高松市の食堂が、28日、閉店しました。

(記者) 「店内の壁や天井、至るところに書かれた歴代の選手たちのサイン。この場所で最後となるパブリックビューイングに、名残を惜しむ大勢のファンたちが駆けつけています」

 高松市屋島西町のさんた食堂の店主、「サンタのおっちゃん」こと山田誠さん(46)。  前身のハンバーガーショップをオープンした頃からファイブアローズの選手たちと交流を続け、ファンが集う場所になっていました。しかし、店の経営面や家庭の事情から店を閉じることを決めました。

(常連客はー) 「ちょっとつらいですね…つらいです。去年の逆転負けみたいなのを何回も見たのも思い出ですし、勝ったときにはみんな『やったー』って喜んで」 「ちょっと寂しいというか、できたらずっと続けてほしいと思うんですけど、おっちゃんが決めたことなんでこの先、応援したいと思います」

 26日が最後となったアウェー戦のパブリックビューイング。中地区の越谷アルファーズとの試合は、一進一退、手に汗握る攻防になりました。  ファイブアローズが残り1分で逆転。そして、76対74、わずか2点差で逃げ切りました!

 試合後、選手たちに代わって、香川ファイブアローズ広報の五十嵐さんからサプライズプレゼントが!

(広報担当/五十嵐貴さん) 「高松ファイブアローズ初期時代からチームを応援してくれて、今は選手たちの胃袋も支えてくれて、いろんな人とファイブアローズをつないでいただいて、ありがとうございました。ファイブアローズ、これからも頑張っていくのでこれからもよろしくお願いします」

(さんた食堂/山田誠さん) 「(Q.今後は?)ちょっとゆっくり片付けしてから、ひげをそって、就職活動に行こうかなと思いよんですけど。100年くらい今から続くんで、ファイブアローズは。こんなお店、またできますよ。誰かがつくってくれるはずなんで。またそこで盛り上がったらええかなと思いよんですけどね」


 ファイブアローズは28日に行われた越谷との第2戦では、序盤から大量リードを奪って優位に試合を運び、2連勝。通算8勝3敗で、西地区2位をキープしています。

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