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終身雇用も「ひきこもり」の要因の一つ 支援のあり方を考えるサミット開催 岡山・総社市

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 仕事や学校に行かず家族以外の人と交流がない、いわゆる、「ひきこもり」の人について、支援のあり方を考える全国初のサミットが岡山県総社市で開かれました。

 総社市が開いたサミットには全国からひきこもりの支援者など650人以上が参加しました。

 内閣府によると、自宅に半年以上ひきこもっている人の数は15歳から39歳で54万1000人、40歳から64歳で61万3000人と推計されています。

(中央大学/宮本太郎 教授) 「一番大事なのは人間関係をそつなくこなせることだ。だからちょっとその方面が苦手な人はたちまち挫折しかねない」

 中央大学の宮本太郎教授は、ひきこもりになる要因の一つは終身雇用で、幅広い業務をこなせるゼネラリストを重視する日本の職場環境にあると指摘しました。

 そして、行政や地域住民が協力して就労につなげて、当事者の自己肯定感を高めることが大切と話しました。

(支援者はー) 「総社だけじゃなかったなって思いました。相手のことを考えてと思うんですけどなかなか難しいですね」 「話してもらえる関係性を作るところから始まるのかなと思いました」

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