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ユニバーサルデザインを考える 小学生が視覚障害や車いすを擬似体験 高松市

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 年齢や障害の有無などを問わず、誰もが使いやすい「ユニバーサルデザイン」について小学生に考えてもらう体験講座が高松市で開かれました。

 高松市が子ども向けに初めて開いたもので、午前の部には小学3年から6年の18人が参加しました。

 児童たちはアイマスクをして、廊下に設置された点字ブロックの上を歩きます。途中で点字が途切れたり、障害物が置かれたりしたコースの状況を、白杖と足の裏で感じ取りながら一歩一歩進みました。

(参加した児童はー) 「目が見えない人が大変そうだなって思った/曲がり角とか障害物があったりするところ」

 視覚障害者にとっては「段差」がなければ、車道と歩道の境目がわかりませんが、車いすの利用者にとっては乗り越えるのが大変です。  車いす体験では、傾斜や段差があるコースで体重移動の仕方や車輪の回し方などを学びました。

(参加した児童はー) 「3センチと5センチの段差が難しかった」 「段差とか傾斜とかって、いつもなら気にしてないのが変わったから、世の中の見方っていうのがわかったからよかった」

 また、児童たちは生まれつき右目が見えない人の体験談も聞きました。

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