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「笑いの力」で若者の投票率向上へ 芸人が高校で出張授業 香川・善通寺市

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 「笑いの力」で投票率の向上を目指します。7月21日の参議院選挙を前に、若者の投票率を上げようと、お笑い芸人が善通寺市の高校で出張授業を行いました。

(記者) 「香川県出身、ガリベンズ矢野さんの登場に、生徒たちも拍手で迎えています」

 尽誠学園で授業をしたのは、観音寺市出身のお笑い芸人・ガリベンズ矢野さんと、お笑いコンビのエルシャラカーニです。

 若者の選挙の投票率を向上させようと、東京の民間企業がインターネットで資金を募り、お笑い芸人が各地の学校で無料で出張授業をしています。  授業を行っているのは、3年前の参院選で18歳の投票率が低かった10県です。

 2016年の参院選で、香川県の18歳の投票率は42.0パーセント。全国で5番目に低い数字でした。

(ガリベンズ矢野さんの授業) 「みんなぐらいの若い人の前だったら、今はやりのイケメンのものまねをします。ずんの飯尾です」

 授業では、お笑い芸人がお客さんの年齢層に合わせてネタを変えるように、政治家も投票率が高い年齢層に合わせて、重視する政策を変えることを解説しました。

(ガリベンズ矢野さん) 「楽しいのを一段階目にして次に興味を持ち、実際にアクションを起こす一歩目が、きょうの意見で踏み出せたんだと実感できました」

(参加した生徒はー) 「とても楽しくできて、この日曜日に選挙に行って(投票を)やりたいと思った」 「とても分かりやすい説明で、私も18歳なので選挙に行こうと思った」

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