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最新情報で次の災害に備えを 倉敷市が真備町の新ハザードマップを配布 岡山

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 最新情報で次の災害に備えます。去年7月の西日本豪雨で甚大な被害を受けた倉敷市真備町のハザードマップが、新しくなりました。

(記者) 「大雨の被害を想定して作られるハザードマップ。こちらが2017年に作られたもの、そしてこちらが新しくなったものです。5段階の警戒レベルなど情報が変わっています」

 最新版は、倉敷市真備支所の市民課で配布しているほか、約9700部が広報誌と一緒に市民に配られています。

 大きさはA1サイズで、2日間で225ミリの雨が降る100年に1度の大雨を想定しています。浸水範囲や深さの予想は2016年に作られたものから変わっていませんが、避難の目安になる警戒レベルや最新の避難場所の情報を確認することができます。

(倉敷市危機管理課/河田貢之 課長主幹) 「災害のときにはどこに逃げるか、どう逃げるかといったところの確認でですね。あらかじめ話し合っていただいて災害に備えていただけたらと思います。」

 去年7月の西日本豪雨で、倉敷市は約5500棟が全半壊となりました。ハザードマップの想定と浸水区域は、ほとんど一致していましたが、多くの人が逃げ遅れました。

 自宅が2階まで浸水する被害を受けた男性に話を聞きました。被災する前は、ハザードマップのことを気にしていませんでした。

(被災者はー) 「ぴんときます?これを見て。とにかく紫の所が全部浸かったところだというのは、ばっとひと目見て分かるけども。使い方なんて、はっきりいって分からない」

 倉敷市は、町内会や自主防災組織にハザードマップを活用して、避難経路などの防災計画を策定してほしいと呼び掛けています。

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