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自力での路線維持が厳しいJR四国 地元自治体の理解と協力を求め意見交換 香川県庁

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 人口減少などの影響で、JR四国が運行するほとんどの路線が赤字です。自力での維持が厳しい現状を、香川県の沿線自治体に説明しました。

 香川県庁で開かれた意見交換会には、JR四国と県、高松市など7市6町から約30人が出席しました。    人口減少と高速道路の整備が進んだ影響でJR四国の利用客は減少しています。2013年度から5年間、運行した9路線18区画のうち「黒字」だったのは瀬戸大橋線だけで、残りの17区画は「赤字」でした。全体の赤字額は年間平均109億4000万円にのぼっています。

 JR四国では路線の維持のために地元自治体の理解と協力を求めています。18日に出席した市や町の担当者は、コミュニティーバスとの連携や駅のトイレ整備、バリアフリー化についてJR四国側に質問していました。

(JR四国 総合企画本部/長戸正二 副本部長) 「利用者の期待できる都市部を中心に利便性を上げて、費用をきちんと稼いで、できる限りの路線の維持を考えたい。そういうことを理解してもらって、地元とどんな形で協力できるのかという話ができればと思う」

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