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大津の園児死亡事故を受け 県警などが交通事故が多い場所を「診断」 香川県

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 交通事故が多い場所や危険性が高い場所の対策を考える「総合診断」が香川県で始まりました。  滋賀県の悲惨な事故を受けて、丸亀市では「散歩コース」を診断しました。

 「総合診断」は1972年から毎年、香川県や県警などが行っていて今回は11カ所が対象です。  5月、滋賀県大津市で、散歩中の保育園児の列に車が突っ込み、園児2人が死亡した事故を受けて、丸亀市では「散歩コース」になっている2つの交差点を診断しました。

(記者) 「この交差点が園児のお散歩コースになっています。こちらでの信号待機中に危険を感じることがあるということです」

 県道と市道が交わるこの交差点を巡っては大津市の事故のあと、近くの保育園から「柵などを設置してほしい」という要望がありました。  これを受けて県の職員らが保育園の担当者から現状を聞き取り、対策を検討しました。

(香川県くらし安全安心課/白井章男さん) 「右折してきた車とこっちから直進してきた車が衝突したら、飛び込んでくるのは一番やっぱりここら辺が」

 結果、この交差点には縁石近くに2カ所、車の進入を防ぐガードパイプを設置する方針になりました。また、もう一つの交差点では、園児が、安全に横断歩道を渡り切れるように、青信号の長さなどを見直すことになりました。

(香川県くらし安全安心課/白井章男さん) 「少しでも危険性を除去して皆さん方が安全、安心に暮らせるようにしていきたいと考えております」

 交通事故の危険性が高い場所の「総合診断」は6日にも行われます。

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