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備讃諸島の花こう岩と石切り技術の歴史 文化庁が選ぶ「日本遺産」に認定

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 備讃諸島の花こう岩と石切り技術の歴史が日本遺産に認定されました。これを受け、岡山県笠岡市や香川県小豆島では記念セレモニーが開かれました。

 日本遺産は文化庁が歴史や魅力を伝える「ストーリー」を認定するものです。新たに笠岡市や香川県丸亀市などが申請した、「知ってる!?悠久の時が流れる石の島」が認定されました。

 瀬戸内海の島々は花こう岩と石切りの技術で、長年にわたって日本の建築文化を支えてきました。400年にわたって石を切り出した丁場は素晴らしい景色を生み出しています。

(北木島石切唄保存会/鶴田康範さん) 「うれしい。最初は信じられない、本当なのかなという状況でしたけど、これから新しい時代が始まるかなという期待でいっぱいです」

 また、香川県小豆島町でも認定を祝う式典が行われ、江戸時代から伝わる石を割る技術、「矢穴技法」の実演が行われました。江戸時代、小豆島には大坂城の石垣を造るための石切り丁場があり、今もその跡が残されています。

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