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豪雨で決壊した末政川の本復旧工事 着工遅れで完了は9月ごろの見通し 倉敷市真備町

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 西日本豪雨で決壊した倉敷市真備町の末政川の本復旧工事の完了が、9月頃になる見通しであることが分かりました。

(記者) 「末政川では、現在仮堤防の撤去作業が行われています。本復旧工事全てが完了するのは、8月から9月ごろです」

 岡山県は、西日本豪雨で決壊した倉敷市真備町の3つの河川の本復旧工事を行っています。そのうち最後に工事が始まった末政川で、備中県民局の職員が、3月5日から仮の締め切りの堤防を作っていることなどを説明しました。

 末政川の工事は完成すると河川の深さは1メートル下がり、堤防の高さが1.5メートル、幅が12メートル拡張されます。

 しかし、約200人の地権者への説明と決壊場所近くの9戸の住宅や倉庫の解体が必要だったため、工事の着手が遅れました。6月中旬に全ての工事を終える予定でしたが、応急処置した堤防の復旧にとどめ雨のシーズンに備えます。

(備中県民局 河川激甚災害対策班/小林弘典 主幹) 「出水期の6月中旬までに間に合うのがぎりぎりになると思いますので、そちらの方を今一番心配しているところでございます」

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