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JR四国が路線ごとの収益を初公表 瀬戸大橋線を除く17線区が赤字…厳しい経営状況浮き彫りに

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 JR四国が四国を走る全ての路線の収益を初めて公表しました。

 JR四国が公表したのは、2013年度から2017年度までの5年間の平均収益です。高徳線や予讃線など、9つの路線をさらに18の線区に分けて算出した結果、瀬戸大橋線を除く17の線区が赤字でした。

 人口減少などの影響で、四国の鉄道利用者はピークだった1965年度の約2億1000万人から、現在は半分以下まで落ち込んでいます。1987年にJR四国が発足して以降、鉄道事業が黒字になったことはありません。

 一方、JR四国では国の支援やグループ会社のホテル事業などの好調により、連結決算は昨年度まで5期連続で黒字を維持しています。

 しかし、今年度は西日本豪雨の影響による約30億円の減収が見込まれており、過去最低の収入となる見通しです。

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