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有害物質PCB廃棄物が工場で見つかる 倉敷市が行政代執行で処理

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 岡山県倉敷市の工場で有害物質のPCBが使われているコンデンサーが見つかり、市が処理を行いました。

 PCBが使われていたのは倉敷市の鉄鋼製造工場で見つかった1962年製造のコンデンサー1其です。

 PCBはかつて電気機器の絶縁用に使われていましたが、人体に有害なため製造禁止となりました。使われている製品は環境省が定めた期限内に処理しなければいけません。

 コンデンサーの持ち主がこの工場を以前使っていた別の会社で、処理の期限が3月末に迫っていたことから倉敷市が処理を代行しました。トラックに積まれたコンデンサーは、28日北九州市の処理施設に到着します。

(倉敷市産業廃棄物対策課/大江宏 課長) 「計画的処理完了期限が来月末に迫ってましたので、ちょうどこの時期に発見されて無事に搬出作業ができたということで倉敷市としてもほっとしております」

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