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静電気が発生しにくい 服の素材の組み合わせは?

毎日の暮らしに役立つ情報をお届けする「くらしのアイデアパーク」。
今回のテーマは「静電気」です。
冬の乾燥した時期にドアノブを触って、バチッと痛い思いをすることありますよね。
実は、ちょっとした工夫をするだけで、静電気を防ぐことができるんです!

教えてくれるのは、岡山県生涯学習センター人と科学の未来館サイピアのサイエンスインストラクター、糸山嘉彦さんです。
糸山さんは、1t(いっとん)というニックネームで、子どもたちに静電気の仕組みなどを分かりやすく教えています。

静電気を防ぐポイント 一点ではなく大きな面積で物に触れる

寒くなってくると、ドアノブを触る時にビリビリすることが増える静電気。
「体の中に電気が溜まっているからなんです。溜まった電気が、ドアノブを触ることで逃げていって、ビリっとくるんです。一点で触れるのではなくて、大きな面積で物に触れるといいと思います」

本当にそれだけで防ぐことができるのか実験してみました!

静電気を発生させる装置で体の中に電気をためていきます。
頭につけている紙が上がると電気がたまったサインです。

「指先で触ると…痛っ!ビリっと来た~。痛~い。指先だとかなりビリビリっと来ました」

次は、手のひらで触れてみます。

「あ、痛くない!ちょっとビリっと音はしたんですけど、そこまで先ほどよりも痛みを感じなかったです。手のひらだと大丈夫そうです」

アスファルトや木、紙といった静電気をゆっくり通す素材の壁や机などに触れて、体の中の電気を逃がしてからドアノブなどを触るのも効果的です。

物と物がこすれ合うことで発生する静電気。
私たちが身に着けている衣類も、摩擦によって静電気が発生することがありますが、こちらも、ちょっとした工夫で防止できるんです。

静電気が発生しにくい 服の素材の組み合わせは?

ポリエステルのワンピースにナイロンのタイツを履いている瀧川アナ。

「それは最悪の組み合わせですね(笑)」
「ワンピースがタイツにまとわりついて、はがそうとするとビリビリと音が鳴るんですよ」

これを防ぐためには、衣類の素材とその組み合わせがポイントです。

素材にはプラスの電気を帯びやすいものと、マイナスの電気を帯びやすいものがあります。

ウールやナイロンなど、プラスの電気を帯びやすいものと、アクリルやポリエステルなど、マイナスの電気を帯びやすいものを組み合わせると、静電気が発生しやすくなるんです。
帯電しにくい綿や麻は、どの素材と組み合わせても大丈夫です。

(左) ポリエステルのワンピースにウールのマフラー 、(右)ウールのニットとマフラー

左側の、ポリエステルのワンピースにウールのマフラーの組み合わせでは、静電気が発生してしまいます。

しかし、右側のいかにも静電気が起きやすそうに見えるニットとマフラーは、どちらもウールなので静電気が起きにくい組み合わせなんです。

「素材の組み合わせによって電気の起こりやすい、起こりにくいがあるんですね」
「お洋服は素材を選んで冬は着る方がいいと思います」

「服の選び方や、物の触り方に気を付ければ、ビリビリ怖がらなくても大丈夫そうですね」

糸山さんによると、赤ちゃんなどお肌がみずみずしい人ほど静電気は起きにくいそうなので、部屋に加湿器を置くなどして保湿を心掛けるのも一つの防止法になりそうです。

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