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お風呂やクローゼットのカビ対策!夏場に気になるカビの発生を防ぐ簡単な方法

今の時季から夏場に気になるのは、カビ
カビの発生を簡単に防ぐ方法と、カビの対処法を掃除&整理整頓のエキスパート・佐藤亮介さんに教えてもらいました。

[お風呂]天井のカビ対策の方法

浴室のカビ対策として、入浴後に壁に飛んだ泡をお湯(50℃以上)で流すのは有効な対策です。
でも、天井もカビ対策をしないと駄目なんですよ!

カビは、胞子の状態では無色透明で見えません。
そのカビの胞子が天井にいっぱいくっついているので、いくら下を除去しても上からどんどん落ちてくるので、イタチごっこになのだとか。

天井のカビ対策の方法を教えて頂きました!


■用意するもの
・アルコール消毒液
・ペーパーモップ


①アルコール消毒液をペーパーモップにたっぷり吹き付ける
【ポイント】
カビがまだ胞子の状態の場合は、強い洗剤や塩素系漂白剤ではなく、キッチン用の除菌アルコールの他、手指用のアルコール消毒液でOK


②ペーパーモップで天井を拭くだけ!


夏の間はこの作業を1か月に1回行うだけで、カビの発生防止に効果があるそうです。

[お風呂]天井のカビをキレイに除去する方法

長く放っておいたカビは、“根”を生やします。その場合は、塩素系漂白剤を使いましょう。


■用意するもの
・塩素系漂白剤
・キッチンペーパー
・食品ラップ
・ゴム手袋


①洗面器に塩素系漂白剤を溜める
そこに、幅およそ3センチにあらかじめ切っておいたキッチンペーパーを浸す


②塩素系漂白剤が十分に染み込んだキッチンペーパーを、カビが発生している部分に押し当てる


③乾燥しないように、食品ラップをかぶせる


この状態で30分置いておくと…

④そして最後に、キッチンペーパーをめくり、残ったカビを歯ブラシでこすってお湯で洗い流す


ちなみに、カビを防ぐには、入浴後に換気扇を回したまま、扉を3センチほど開けておくのが効果的。
扉を少し開けておくと、浴室の温度が早く下がりカビが発生しにくくなるそうです!

続いて、佐藤さんがこの時季に要注意!と挙げるのが、クローゼットや押し入れ。

[クローゼット]新聞でお手軽湿気対策

カビは、皮脂やフケだけでなく、”ホコリ”とよばれるような「繊維のくず」もエサにします。
そのため、衣類を収納している場所はカビが発生しやすいんです!

湿気は、上よりもにたまるので、衣類の下に新聞紙を敷いておきましょう。

新聞紙は湿気を取るだけでなく、インクに含まれる成分が防虫効果を持っているのでダニの対策にもなります。

そのため、衣類の間に挟んでおくとカビとダニを防ぐ効果がさらに高まるそうです。

[クローゼット]新聞がない場合の代用品

新聞がない場合、キッチンまわりの掃除で大活躍の重曹を使いましょう!

油汚れを落とすのに使う重曹は、湿気を吸収する性質を持っています。

容器に計量カップ1杯分(180ml)の重曹を入れてクローゼットに置いておくと湿気を吸収し、カビを防ぐことができます。

湿気を吸って固まった重曹は、油汚れを落とすのに使うことができます。

また、クローゼットや押し入れのカビを防ぐには、扇風機で週に1回、30分ほど風を送ることでも効果があるのだとか。

じめじめしたこの季節、カビの発生を防ぐ簡単な方法を試してみませんか?

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