お茶のおいしい入れ方 ひと手間で驚きの味わいに!お湯の温度と注ぎ方
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今回は、観音寺市の『お茶ソムリエ』にひと手間でお茶がおいしくなる入れ方を教えてもらいました!
目次
お茶ソムリエが教える、とれたて新茶
三豊市高瀬町は、香川県でとれるお茶のおよそ8割を生産しています。
今シーズンは全体的に天候に恵まれたため生育がよく、例年より4、5日早い先月15日に一番茶の茶摘みが始まりました。
訪れたのは、1910年創業、観音寺市のお茶店「今屋老舗」
4代目の塩田清造さんは、日本茶インストラクターの資格を持ち、茶葉の品評会の審査員も務めています。
新茶とは、冬から春にかけて栄養分を蓄積し、最初に刈り取ったうまみの強いお茶。
おいしい新茶を、おいしく頂くために…大切なポイントを教えていただきました!
ポイント①お湯の温度を冷ます
ポットから直接、急須にお湯を注ぐのはNG!
うまみと渋みのバランスが取れるのが70℃~80℃くらいだと言われているので、お湯をポットから急須に、急須から湯飲みに移し、お湯の温度を冷まします。
【ポイント】
80℃以上だと、渋み成分のカテキン・苦み成分のカフェインがすぐに溶け出し、渋み・苦みの強いお茶になってしまうそうです。
まず、お湯をポットから急須に入れた時で、約10℃下がります。
さらに急須から湯飲みに入れると、また約10℃下がります。
ティースプーン1杯分が約1人分。迷ったら少し多めの方がおいしく出ます。
湯飲みを持って「ちょっと熱いかな」ってくらいがちょうどいい温度だそうです。
・価格の高いお茶ほど、ぬるい湯で!
・水道水の場合は、3~5分程度沸騰させてカルキを抜いてから!
・ミネラルウォーターの場合は、軟水で!
湯飲みのお湯を、茶葉を入れた急須に戻し、フタをして1分~1分半蒸らします。
ポイント②お茶の注ぎ方
お茶は、ひとつだけが濃くならないように、少しずつまわし注ぎをするのがポイント。
【ポイント】
3人分の場合は、1の湯飲みから、2・3と注いだら、次は3から逆に2・1へと注いでください。
最後の一滴にお茶のうまみがぎゅっと詰まっていると言われています。最後のまで注ぎましょう!
野口アナとお茶ソムリエ・塩田さんのお茶を飲み比べると・・・
渋みがちょっと強い、野口アナのお茶。
お湯の温度や、湯飲みへの注ぎ方など、ちょっとしたひと手間をかけることで
渋みとうま味のバランスが取れたおいしいお茶になります。
たっぷりあるおうち時間の中で、リラックスして自分を見直してみてください。
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